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【スポーツ】

川内、円熟の走り 来春からプロ 貫く「市民目線」

 男子の公務員ランナーとして知られ、2019年春からのプロ転向を表明している川内優輝(31)=埼玉県庁=が円熟の走りを見せた。12月16日の防府読売マラソンで2年連続4度目の優勝。この大会を3度制したセルオド・バトオチル(NTN)らを振り切った。雨の中、自分のペースを守って終盤にスパート。巧者ぶりが光った。4月に日本勢として31年ぶりにボストン・マラソン覇者となった実力を見せつけた。

 12月2日の福岡国際にも出場。同月に両方のマラソンを走るのは恒例だ。福岡では10位にとどまったが、短いスパンでしっかりと結果を出した。

 暑さが苦手などを理由に、真夏の20年東京五輪には消極的な意向を示している。だが、防府読売のレース後、一般論ながら「マラソンは準備さえしっかりすれば、勝てるというのが分かった」。今後は世界で戦える川内への期待も高まりそうだ。

 マラソンに専念できる環境への夢は日増しに膨らむ。「マラソンの素晴らしさをみんなに伝えたい。レース前のイベントなどには積極的に参加し、『このコースを攻略するには、こうすればいい』などの話もしたい」と意欲的だ。

 18年だけでもボストンを含め12レースに出場するなど、マラソンへの情熱と思い入れは人一倍強い。プロになっても、マラソンを愛する市民ランナーの目線で走り続ける。

 

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