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【スポーツ】

土屋良輔、日本新で総合初V スピードスケート全日本選手権 女子は高木菜那、4年ぶり

男子1万メートルで1位の土屋良輔。総合優勝した=明治北海道十勝オーバルで

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 全日本選手権は26日、北海道帯広市の明治北海道十勝オーバルで後半2種目が行われ、男子は土屋良輔(メモリード)が日本新記録の153・155点で初の総合優勝を果たした。首位で後半2種目を迎えた24歳の土屋良は最終の1万メートルで1位だった。土屋陸(日本電産サンキョー)が2位。

 女子は3種目を終えて首位だった高木美帆(日体大助手)が今後の大会へ向けた調整のため最終の5000メートルを棄権。高木菜那(日本電産サンキョー)が1500メートルで2位、5000メートルで4位となり、165・721点で4大会ぶり2度目の総合女王となった。総合2位は酒井寧子(茨城県競技力向上対策本部)。

◆得意の長距離「強み生かせた」

 不調に苦しむライバルを横目に、持ち味の安定感を発揮した。長距離が専門の土屋良は500メートル、1500メートルも滑る全日本選手権のタイトルは「縁がない」と感じていたという。初の総合制覇に驚きつつも「強みを生かして勝つことができた」とにんまりした。

 5000メートルで1位となって第1日に首位に。最終日は最初の1500メートルで8位と踏ん張り、日本記録を持つ1万メートルで2位に6秒以上の大差をつけた。力みのないフォームですいすいと滑り抜き、好機をものにした。

 ここ数年で地道に力を伸ばして平昌冬季五輪に出場。だが、今季は急成長する一戸誠太郎(ANA)の陰に隠れていた。欲は出さずに「1種目ずつしっかり滑る」と言い聞かせ、一戸が最終1万メートルを棄権した中でたくましさを示した。1万メートルを最も得意とするが、海外勢と差は大きい。この優勝を、今季最大の目標とする来年2月の世界距離別選手権への弾みにできるか。「技術的にも肉体的にもいい状態できている。5位以内を目指す」と躍進を期した。

総合優勝し、カップを手に笑顔を見せる土屋良輔(右)と高木菜那

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