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【スポーツ】

小平6度目V 高木美2位 スピードスケート全日本スプリント

女子1000メートルを終え、笑顔で健闘をたたえ合う総合優勝の小平奈緒(左)と総合2位の高木美帆=明治北海道十勝オーバルで

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 全日本スプリント選手権最終日は30日、北海道帯広市の明治北海道十勝オーバルで行われ、女子は小平奈緒(相沢病院)が150・315点で2大会連続6度目の総合優勝を果たした。高木美帆(日体大助手)が0・34点差で2位。

 小平は500メートルを37秒44で制し、2季前から続く無敗を36レースに伸ばした。1000メートルは2位で、高木美が国内最高記録を塗り替える1分14秒44でトップだった。

 男子は新浜立也(高崎健康福祉大)が138・735点で初の総合王者に輝いた。500メートルは34秒71で第1日に続き1位となった。1000メートルで連日の1位となった山田将矢(日大)が総合2位となった。

◆世界最高峰 刺激し合う2人

 わずかな差で迎えた最終日の後半2レースで小平と高木美が世界最高峰の争いを演じた。短距離の女王と、世界一のオールラウンダー。スプリンターの意地を示した32歳の小平は「高いレベルで競い合うことはお互いにとってプラス。こういうレースを重ねたい」と結果よりも好敵手の存在を喜んだ。

 国内では圧勝ばかりの2人は500メートル、1000メートルとも同走。前日に「(心身の)スイッチが入らなかった」とこぼした小平はいずれも外側のレーンから出て「久しぶりに相手を使える」と気持ちが乗った。バックストレートで高木美の背中へ加速し、500メートルは0秒67差の圧勝。この時点で勝負の大勢は決した。

 高木美もただでは終わらない。最後の1000メートルで、小平が約1年前に出した国内最高を0秒14塗り替え「いつもと違うポイントで頑張った。充実していた」とさわやかな笑みを浮かべた。

 独自路線で世界一へと上り詰めた小平と、日本連盟主導のナショナルチームで才能を開花させた高木美。大会前に「後ろを振り返る余裕はない」と話していた小平はレース後、短距離種目でも急成長する後輩と肩を寄せ、健闘をたたえ合った。日本の二枚看板は新たな刺激を得て、来年の主要国際へと挑む。

 

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