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【スポーツ】

マリナーズ菊池「活躍する姿みせる」 4年契約、きょう会見

菊池雄星

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 【シアトル=共同】マリナーズは2日、プロ野球西武からポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた菊池雄星投手(27)と4年契約を結んだと発表した。菊池は西武球団を通じ「契約させていただいたことを本当にうれしく思います。活躍している姿をお見せできるように精進してまいります」とコメントした。3日(日本時間4日)にシアトルで記者会見する。

 今オフから変更された契約金と年俸の総額に応じて日本の球団への譲渡金が決まる新制度での移籍第1号になった。米メディアによると、3年目が終了後に球団は契約を4年延長することができる。球団が契約を延長しなかった場合でも菊池投手が希望すれば4年目は残留できる。契約が最長の7年になった場合は総額で1億900万ドル(約116億6000万円)になる。

 マリナーズはイチローがメジャーデビューを果たした球団で、多くの日本選手がプレーしてきた。今季は3月20、21日に東京ドームでの2連戦で開幕する。

◆大谷との「花巻東対決」実現へ

 偶然か、あえて選んだのか。菊池雄星は岩手・花巻東高の後輩でエンゼルスに在籍する大谷翔平と同じア・リーグ西地区に所属することになった。今季の対戦は19試合。大谷が「(高校の)先生はすごく楽しみにしていると思う。見せたいなという思いはある」と願った通り、プロ野球で2試合しかなかった同窓対決が実現しそうだ。

 日本時代は通算で5打数2安打3三振だった。直近の2017年の対戦では大谷が3打数2安打と打ち崩し、新人だった13年に2打数2三振と抑え込まれた借りを返した。

 対戦実現には、大谷の手術からの復帰時期も鍵になりそう。オールスター戦までの前半戦に対戦が集中する日程になっているが、本人が「開幕目指してやる」と意気込んでいるのに対し、オースマス新監督は「開幕にいけると思っていない」と慎重だ。

 大谷は昨季、左投手が先発する試合は先発を外れることもあった。左腕の菊池と数多く対戦するには、昨季途中まで苦にした左を攻略できることを、新首脳陣に示す必要もあるだろう。 (共同)

◆新譲渡金1号 西武に11億円

 契約内容に応じて日本球団への譲渡金が決まるポスティングシステムの適用第1号となった菊池雄星投手の移籍で、西武が手にする譲渡金は、米メディアが報じている契約内容の通りであれば、1027万5000ドル(約11億円)となる。ただし、3年目の終了後に球団側が契約延長の権利を行使した場合は795万ドル(約8億5000万円)が追加で支払われる。

 譲渡金を計算するベースになるのは、契約で選手側に保証されている金額。今回のケースでは、3年目までの総額4300万ドルと4年目に菊池投手が契約延長の権利を行使した場合の1300万ドルを加えた5600万ドルで、譲渡金は1027万5000ドルとなる。

 3年目が終わり、球団側が4年総額6600万ドルの契約延長を選択した場合は、6600万ドルから既に加算している1300万ドルを除いた5300万ドルの15%に当たる795万ドルが譲渡金に追加される。

 

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