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【スポーツ】

決勝は桐蔭学園VS大阪桐蔭 全国高校ラグビー

東福岡に競り勝って喜ぶ桐蔭学園フィフティーン=花園ラグビー場で

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 第98回全国高校ラグビー大会第6日は5日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で準決勝2試合が行われ、ともにAシードの大阪桐蔭(大阪第1)と桐蔭学園(神奈川)が決勝に進んだ。

 前回大会準優勝の大阪桐蔭は初、桐蔭学園は東福岡と両校優勝だった第90回大会以来、8大会ぶり2度目の優勝を狙う。

 大阪桐蔭はBシードの流通経大柏(千葉)を31−17で退けて、2大会連続の決勝進出。桐蔭学園はAシードの東福岡に46−38で競り勝ち、3大会ぶりに決勝に駒を進めた。

 決勝は7日の午後2時にキックオフの予定。

◆攻守にブレず 再逆転

 低く鋭いタックルが突き刺さった。31−31の後半15分。桐蔭学園のフランカー渡辺が「体の芯に入った」と振り返る会心の一撃を敵陣で相手に浴びせた。ターンオーバーを誘いそのまま素早く外に展開。WTB西川が右隅に勝ち越しのトライを奪った。

 渡辺が「1対1でしっかり相手に当たることを全員で心掛けた」と話すように接点で優位に立ち、前半は24−17で主導権を握った。強力なバックスを誇る両チーム。じれた相手は後半からモールを軸にする戦法に変更。激しい点の取り合いとなり一度は逆転された。

 だが、桐蔭学園はぶれなかった。「うちの選手の方が足が動いていた」と藤原監督。相手にボールが渡ると同時にタックルを浴びせピンチの芽を摘んだ。攻撃に転じれば自慢のバックス陣がつなぎのうまさを発揮し、優勝した春の全国選抜大会に続いて東福岡を振り切った。

 主将のSH小西は「目標は全国一。まだ終わっていない」と表情を引き締める。初優勝した2010年度は東福岡との同時優勝だった。今度こそは真の頂点をつかみにいく。 (平井良信)

◆流経大柏 後半のミス響く

 流通経大柏は前半に効果的なキックを生かして見せ場もつくったが、後半はミスが響いた。初の決勝進出を逃し、相監督は「相手が試合巧者だった。日本一を目指していたので、ベスト4に満足することはない」と肩を落とした。

 試合後のロッカーで相監督は、選手に「君たちはこれで終わりじゃない」と声を掛けた。明大でラグビーを続けるという主将のプロップ葛西は「厳しい監督だったけど、感謝しかない。胴上げできなくて悔しい」と涙をぬぐい、「次のステージで必ず日本一になる。後輩たちも日本一を成し遂げてくれると信じている」と力を込めた。

 

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