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【スポーツ】

日本、辛くも白星発進 格下トルクメンに逆転勝ち

後半、同点ゴールを決める大迫(中央)=アブダビで(共同)

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◇アジア・カップ(第5日) 日本3−2トルクメニスタン

 【アブダビ=唐沢裕亮】アジア・カップ第5日は9日、アラブ首長国連邦(UAE)の当地などで1次リーグが行われ、2大会ぶり5度目の優勝を狙うF組の日本は初戦でトルクメニスタンに3−2で逆転勝ちし、白星発進した。

 日本は前半26分、アマノフにミドルシュートを決められ先制を許した。しかし、後半11分と15分に大迫が立て続けに決めて逆転。同26分に堂安のゴールで突き放した。同34分にPKから2点目を失ったが、逃げ切った。

 同組のウズベキスタンはオマーンを2−1で退けた。

 日本は13日にオマーン、17日にウズベキスタンとそれぞれ対戦する。

◆単調な縦攻撃 ピンチ招く

 格下とされたトルクメニスタンに先制を許し、大迫の2得点と堂安のゴールで突き放すも、GK権田が与えたPKで終盤に1点差に詰め寄られた。2大会ぶりのタイトルを目指す日本にとって物足りなさが残った初戦。森保監督は「なんとか勝った感じ」と笑顔はなかった。

 気温30度近くの中、動きがにぶく連動を欠いた。5バックで守備を固める相手にゴール前への単調な縦パスが奪われ、逆にピンチを招く。パスミスからボールをつながれ、アマノフの強烈なミドルシュートでまさかの先制点を前半に献上した。

 ハーフタイム。「きれいなサッカーだけじゃ勝てない。泥くさくいこう。ナーバスになるな」と言ったのは、経験豊富な長友だ。若い選手たちと確認し合うと、後半はロングボールも入れながら、サイドを起点とした攻撃が徐々にかみ合い始める。

 11分、左サイドの原口のグラウンダーのパスを中央の大迫が受け、密集する相手DFをかわして右足で同点弾。4分後、再び原口が左から折り返したボールを長友がつなぎ、大迫が押し込む。3点目は20歳の堂安が放った左足シュートが、相手に当たりながらもネットを揺らした。大会に向けて調整遅れの選手もあり、20歳のDF冨安が守備的MFで先発するなど苦しい事情もあったが、低調な前半を修正できたのは今後につながるだろう。長友は「厳しい試合を戦いながら成長できる。若い選手たちはこの大会は甘くないと学んだと思う。精神的に一つになっていける」。主将の吉田も「僕らにとって非常に良い警告になった」。苦しみ、もがきながら、頂点を一歩ずつ目指す。 (唐沢裕亮)

 

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