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【スポーツ】

若き侍、辛勝でも教訓 アジア杯 重圧、厳しさ 堂安「全く違う」

日本−トルクメニスタン前半、ヘディングシュートを放つ堂安(左)=アブダビで(共同)

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 【アブダビ=共同】アジア・カップ第5日は9日、アラブ首長国連邦(UAE)のアルアインなどで行われ、1次リーグE組のカタールがレバノンを2−0で下し、白星スタートを切った。

 日本と同じF組のウズベキスタンはオマーンを2−1で退けた。

 重圧も厳しさも、公式戦は親善試合とは違う。そんな当たり前のことに気付かせてくれる試合だった。9日にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで行われたアジア・カップの日本の初戦。1次リーグF組、トルクメニスタンとの試合は、格下相手に何とか3−2で逆転勝ちしたが、A代表で公式戦初出場の20歳の堂安(フローニンゲン)は「全ての面で今までの試合とは全く違う。でもこれが海外で試合をする難しさ」と痛感した。

 アジアで唯一16強入りした昨年のワールドカップ(W杯)ロシア大会後、森保監督体制となり、南米の強豪ウルグアイに勝利するなどアジア・カップまで5戦で4勝1分け。いずれも国内の親善試合だったが、日本代表への周囲の期待はいや応なく高まっていった。

 そんな空気を感じ取ってチームに警鐘を鳴らしたのが、3度目のアジア・カップを戦う32歳の長友(ガラタサライ)だった。2011年の大会も今回と同じようにW杯後、無敗で大会に臨んだが、初戦でヨルダンに敗戦の一歩手前まで追い詰められた。

 長友は当時を振り返り、「自分たちは少してんぐになっていた」。だから同じ轍(てつ)を踏まないように「難しい試合になる」と何度も口にした。それでもチームは落とし穴にはまりかけた。試合後、主将の吉田(サウサンプトン)は「そんなに甘くないと今日、実感した。チーム自体がもっと良くならないといけない」。しっかり足元を見つめ直さなければ、2大会ぶりの王座奪還はおぼつかない。 (アブダビ・唐沢裕亮)

 

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