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【スポーツ】

貴景勝、初日は正代 大相撲初場所 あす初日

 日本相撲協会は11日、大相撲初場所(13日初日・両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の幕内取組などを決めた。進退を懸けて臨む横綱稀勢の里は、初日に過去6勝1敗の小結御嶽海、2日目には8勝6敗で3連敗中の逸ノ城の挑戦を受ける。

 先場所を全休した2横綱は、白鵬が妙義龍と栃煌山、鶴竜は栃煌山と御嶽海の順で顔を合わせる。

 大関陣の初日の相手は高安が逸ノ城、豪栄道は錦木、栃ノ心は北勝富士となった。新関脇の貴景勝は初日が正代、2日目は松鳳山と当たる。

 十両以上で初日からの休場者はいない。

◆大関昇進かけ問われる真価

 3横綱が出場する初場所で、先場所の優勝が勢いだけではなかったことを証明できるか。「上の番付を目指したい」と、大関昇進も視界に入れる新関脇、貴景勝にとっては真価を問われる場所になる。

 新年は3日から稽古を再開。相変わらずの鋭い出足と得意の突き押しを見せ、左のいなしで崩すなどの取り口を試した。ただ、先場所賜杯を抱いたことで、周囲からの警戒が一層、厳しくなることは容易に想像できる。

 7日の横綱審議委員会(横審)による稽古総見では白鵬から、9日の二所ノ関一門の連合稽古では稀勢の里からそれぞれ指名を受け、胸を合わせた。

 白鵬とは5番取って5敗、稀勢の里とは9番取って8敗。稽古とはいえ、横綱相手に結果が出ず「全体的にパワーとかスピードとか基本的なところに課題を感じた」。本場所でも一筋縄にいかないことを予感させた。

 それでも、「調子が悪いときの自分の見つめ直し方」を長所と自任する通り、大崩れはなさそう。先場所の勝負どころでの集中力にはすごみさえ感じさせ、連勝を重ねても平常心を貫いた。「精神状態が充実した場所になることがいい成績につながる。精神力で体を引っ張れる」。22歳らしからぬ落ち着きぶりは大きな武器だ。

 2018年の最後を締めくくった優勝を「良い意味で忘れている部分がある」。新春の土俵で、さらなる高みを目指す。 (佐藤健志朗)

 

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