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【スポーツ】

小林陵、7連勝ならず ジャンプW杯個人第13戦

 【バルディフィエメ(イタリア)=共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は13日、当地で個人第13戦(ヒルサイズ=HS135メートル)が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)は128メートル、122・5メートルの合計249・2点で7位に終わり、ジャンプ男子で史上初のW杯7連勝を逃した。

 小林陵は1回目で2位につけたが、逆転を狙った2回目に失速した。ダビド・クバツキ(ポーランド)が271・1点でW杯初優勝を果たした。

 佐藤幸椰は20位、小林潤志郎(ともに雪印メグミルク)は28位。2回目に進めなかった栃本翔平(雪印メグミルク)は38位、葛西紀明(土屋ホーム)は40位、中村直幹(東海大)は45位、伊東大貴(雪印メグミルク)は49位だった。

◆不安定な天候 2回目に失速

 異次元だった小林陵の強さが、影を潜めた。予選が途中打ち切りとなる不安定な天候に加え、イタリアまで訪れた強豪ポーランドのファンが会場を埋めるアウェーの雰囲気。勝ち続ける重圧も「少しはあった」と認める。難条件と精神面の揺れが重なり、正確無比だった動きがやや乱れたか。「悔しいけど、これがジャンプ。仕方ない」。淡々と結果を受け入れた。

 踏み切りのタイミングが遅れた1回目は、それでも2位に踏みとどまった。2回目に全体18位の得点と失速した理由は「多分、風」。追い風をものともしなかったこれまでとは異なり「ちょっと疲れている」という体は、前日届いたヒルサイズのはるか手前で落ちた。

 兄の潤志郎に「やっぱり7勝目は何かあるんだな」と慰められた。過去に6連勝を記録した名選手4人も越えられなかった壁。新記録達成は「(自身を含む)5人もできないなら(今後も)できないんじゃないですか」と笑い飛ばした。

 6連勝の始まりは、この日と同じ7位に終わった大会の次戦からだった。「次も優勝を目指して頑張る」。その目はもう、先を見据えていた。 (共同)

 

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