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【スポーツ】

「総力戦」森保Jに自信 サッカー・アジア杯 決勝T初戦はサウジ

 【アルアイン(アラブ首長国連邦)=共同】アジア・カップ第13日は17日、当地などで1次リーグ最終戦が行われ、日本はウズベキスタンを2−1で下し、F組1位でベスト16による決勝トーナメントに進んだ。21日の1回戦でE組2位のサウジアラビアと対戦する。F組のもう1試合はオマーンがトルクメニスタンに3−1で勝ち、勝ち点3の3位で16強入り。

 E組はカタールが2−0でサウジアラビアを下し、3連勝の勝ち点9で首位通過。サウジアラビアは同6。レバノンは4−1で北朝鮮を退けた。

◆塩谷ら追加組が勝利呼ぶゴール

 自分たちの存在を示す。ウズベキスタン戦前の円陣で、先発メンバーはそれを口々に確認しあった。オマーンを下した第2戦からの先発入れ替えは10人。そのうち7人は今大会初出場だった。チームの底上げを期した急造布陣とあって、立ち上がりの動きは硬い。攻撃の形もなかなかつくれず、前半終盤には先制を許す。それでも下を向く選手はいなかった。

 殊勲のゴールでチームを勢いづけたのは、ともにけが人の離脱で追加招集された武藤と塩谷。失点から3分後、今大会初先発の武藤が室屋の右クロスを頭できれいに合わせた。流れが良くなった後半の13分には、敵陣ペナルティーエリア手前でこぼれ球に反応した今大会初出場の塩谷が、左足で豪快なミドルシュートをたたき込んだ。塩谷は「自分たちもやれるんだと示さないといけない試合だった」と控え組の意地を代弁した。

 勝利とともに選手個々が手にした自信は大きい。チームに刺激を与える効果もあった。この日はベンチだったベテランの長友は「皆が戦える、優勝を狙えるメンバーだと証明できた。次、本当に誰が出るか分からない」と手応えを強調した。

 体調が万全ではない大迫に加え、2戦連続出場の南野、堂安、吉田、長友ら主力を休ませながら、狙い通りの1位通過。森保監督は「総合力と強い志で頂点を目指すとプレーで示してくれた」と目を細め、描いてきた「総力戦」の形も見えてきた。8強入りを懸けたサウジアラビア戦は、どんなメンバーを送り出すのか。指揮官もうれしい悩みを抱えているに違いない。 (アルアイン・唐沢裕亮)

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