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【スポーツ】

高梨、今季最高の2位 ジャンプ女子W杯

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子蔵王大会は18日、山形市クラレ蔵王シャンツェ(ヒルサイズ=HS102メートル)で個人第8戦が行われ、高梨沙羅(クラレ)は92メートル、94メートルの合計203・5点で2位となり、今季4度目の表彰台に立った。

 ダニエラ・イラシュコ(オーストリア)が205・2点で、今季2勝目となる通算15勝目を挙げた。伊藤有希(土屋ホーム)は9位、岩渕香里(北野建設)は15位、勢藤優花(北海道ハイテクAC)は19位、丸山希(明大)は24位、茂野美咲(CHINTAI)は28位だった。

 他の日本勢は上位30人による2回目に進めず、大井栞(早大)は32位、岩佐明香(日大)は34位、御家瀬恋(イトイ産業)は40位、小林諭果(CHINTAI)は42位、勢藤理桜(北海道・下川商高)は44位、成田楓(小坂町ク)は46位。

◆復調の兆し見えた

 積み重ねてきた実績や底力を考えれば、百点満点とは言えないのかもしれない。ただ不振脱却に光が差し、高梨は「少しずつでも自分に合ったものが見つけられているのかな」と言った。3戦ぶりの表彰台は、今季の自己最高に並ぶ2位。日本のファンの歓声を受け、白い歯がのぞいた。

 天候不良で予選が中止となり、本戦の開始も予定より30分以上遅れた。気まぐれな蔵王の風に他選手が翻弄(ほんろう)される中、1回目は92メートルで2位。迎えた2回目。「来た風に合わせていくしかない」と迷いはなかった。低い姿勢から力を解き放ち、1回目より距離を伸ばして94メートル。傾斜がなだらかで「技術が問われる」と語っていたジャンプ台で2回とも安定感を示し「ずっと良くなる兆しが見えなかったので、素直にうれしい」とはにかんだ。

 12、13日に行われた大倉山での第6戦、第7戦は11位、8位と惨敗し「モチベーションが保てない」と弱音を吐いた。それから1週間足らず。スタートゲートでの座り方などを再び見直したことが好結果を呼び込んだ。

 「まだぎこちなさはある」と満足はしていない。一方、復調の手応えを得たのも事実。今季立っていない表彰台の中央へ。「その気持ちは強い」と言い切った。 (中川耕平)

 

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