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【スポーツ】

早田・伊藤組が連覇 卓球全日本選手権 息のあった連係 女王の風格

女子ダブルス決勝で芝田、大藤組を破り、2連覇を達成した早田(左)、伊藤組=丸善インテックアリーナ大阪で

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 全日本選手権第6日は19日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で行われ、シングルス準々決勝の男子で2連覇を狙う張本智和(エリートアカデミー)が吉村真晴(名古屋ダイハツ)を、水谷隼(木下グループ)は丹羽孝希(スヴェンソン)をそれぞれ4−0で下して準決勝に進んだ。大島祐哉(木下グループ)と木造勇人(愛知工大)も4強入りした。

 女子は前回大会優勝の伊藤美誠(スターツ)が安藤みなみ(専大)に4−1で快勝。早田ひなと森さくら(ともに日本生命)、14歳の木原美悠(エリートアカデミー)がベスト4に入った。

 20日の最終日は準決勝と決勝が行われ、男子は張本−大島、水谷−木造、女子は伊藤−早田、森−木原で争われる。

 ダブルス決勝は女子の早田、伊藤組が芝田沙季(ミキハウス)大藤沙月(ミキハウスJSC)組を3−1で退けて2連覇を達成。伊藤は混合ダブルスに続き2種目連覇となった。男子は木造、張本組が松山祐季、高見真己組(愛知工大)に3−2で競り勝ち、初優勝した。

 相手の打ち返したボールが力なくコートに落ちた。女子ダブルスの連覇が決まると、早田と伊藤は晴れやかな笑顔で右手を重ねた。息のあった連係と正確なボールさばきは、この1年でさらに成熟。重圧をはねのけ、「レベルアップした自分たちを見てもらえた」と女王の風格を漂わせた。

 伊藤が速攻で厳しいコースを突き、早田が威力のあるドライブを打ち込む攻撃スタイルがはまった。第1ゲームでいきなり8連続得点するなど、危なげなく2ゲームを先取。第3ゲームはマッチポイントを握りながら12−14と逆転されて落としたものの、動じなかった。ここ一番で回転の異なる多彩なバックハンドレシーブが光り、第4ゲームをものにした。

 ペア結成から2年が過ぎ、海外でも結果を残してきた。個人で実績のある伊藤に引っ張られていた早田も、今大会の女子シングルスで初の4強に進むなど、めきめきと腕を上げた。「伊藤選手とダブルスを組ませてもらったから今の自分がある」。下がり気味の位置から威力のある強打で攻めるプレーも、卓球台の近くに陣取る伊藤との連係から確立した。

 伊藤は混合ダブルスに続く2冠を達成。20日に控える女子シングルスで2年連続の3冠がかかる。早田と準決勝で対戦することが決まり、「互いの実力をとことん出し、良い試合をしたい」とどっしり構える。早田は「向かっていくだけ」と闘志を燃やした。 (兼村優希)

 

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