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【スポーツ】

冨安弾で日本8強 難敵サウジ完封 サッカーアジア杯決勝T・1回戦

サウジアラビア戦の前半、ヘディングで先制ゴールを決める冨安(上右)=シャルジャで(共同)

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 【シャルジャ(アラブ首長国連邦)=唐沢裕亮】アジア・カップ第15日は21日、当地などで決勝トーナメント1回戦が行われ、2大会ぶりの優勝を目指すF組1位の日本はE組2位のサウジアラビアを1−0で下し、8強入りを決めた。日本は24日の準々決勝でベトナムと対戦する。

 日本は前半20分、柴崎の左CKを冨安が頭で合わせて先制ゴールを決めた。後半、サウジアラビアに攻め立てられたが、粘り強く守って無失点でしのぎ、逃げ切った。

 武藤が今大会2度目の警告を受け、準々決勝は出場停止となる。

 過去3度のアジア・カップ制覇を誇るサウジアラビア相手に好機はほとんどつくれず、日本は序盤からボールを保持され攻め込まれた。それでも前半のCKを得点に結びつけ、相手には最後までゴールを許さなかった。決勝点と堅守で勝利に貢献した冨安は「押し込まれている展開の中で、点がとれて良かった」。表情にうれしさをにじませた。

 ボールを保持し、パスをつなぎながら押し込むサウジアラビア。日本はほとんどボールに触れず、5分、10分と時間が過ぎていく。相手の力は想定していたとはいえ「あそこまで押し込まれるとはイメージしていなかった」と冨安。不安が増す中、前半20分に好機が訪れた。

 劣勢の中で得たCK。柴崎の右足から放たれたキックを、ゴール前で冨安が相手のマークを外しながら頭で左隅にたたき込む。自身のフル代表初得点が日本のアジア杯最年少得点記録を更新した20歳は「マンツーマンでは相手のマークが緩いと思っていた」。セットプレーは準備していたといい、キッカーの柴崎も「練習の成果が出た」。

 後半になってもサウジアラビアの圧力ある攻撃が続き、日本は自陣に押し込まれる時間が続いた。そこから狙った速攻の精度は欠いたが、ピッチを走り回った中盤の原口は「守り切ったこと、(トーナメントを)上がったことが全て。割り切って良い試合ができた」とうなずいた。

 「難しい試合をセットプレーから点をとって1−0で終えられたのは個人とチームの成長にとって大事」と主将の吉田。耐えての勝利。難関を一つ乗り越え、チームはたくましくなる。 (唐沢裕亮)

 

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