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【スポーツ】

大坂、冷静に攻略 4強 因縁の相手ときょう準決勝

女子シングルス準々決勝で、ポイントを奪いガッツポーズする大坂なおみ=メルボルンで(共同)

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 【メルボルン=共同】全豪オープン第10日は23日、当地で行われ、シングルス準々決勝の女子で四大大会2連勝に挑む第4シードの大坂なおみ(日清食品)が第6シードのエリナ・スビトリナ(ウクライナ)を6−4、6−1で下し、日本勢で1994年大会4強の伊達公子以来25年ぶりに準決勝に進出した。

 大会後にコンピューターによる現行の世界ランキングで男女を通じて日本勢初の3位以内となることも決まった。

 男子で第8シードの錦織圭(日清食品)は第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦し、1−6、1−4となった第2セット途中で棄権した。ジョコビッチには15連敗となり、日本勢で32年大会の佐藤次郎以来87年ぶりの4強入りを逃した。ジョコビッチは四大大会初の4強入りを果たしたリュカ・プイユ(フランス)と準決勝で戦う。

 大坂は全豪で日本勢初の決勝進出を懸け、24日の準決勝で第7シードのカロリナ・プリスコバ(チェコ)と顔を合わせる。Ka・プリスコバは四大大会通算23勝のセリーナ・ウィリアムズ(米国)に6−4、4−6、7−5で勝った。

    ◇

 なかなかリズムに乗りきれない第1セット終盤の勝負どころで、大坂は「少し戦略を変えた」。序盤から早めに仕掛けるショットが安定感を欠いていた点を冷静に分析。スビトリナに分があると見ていたラリー戦で我慢強く戦い、活路を見いだした。4強を争う舞台で高い修正能力を示し、四大大会2連勝まであと白星二つに迫った。

 第1セットで5−3のサービスゲーム。ライン際を狙ったバックハンドのストレートが外れ、2度目のブレークを許した。「ミスが多すぎた」という武器を打ち急がない決断を下し、クロスの組み立てを多用。セットポイントの好機では8本のラリーで相手のミスを引き出した。

 これまでは第1セットを奪うと57連勝中。「最初を取るとスムーズに進められる」と言うように、第2セットからは自由自在だった。昨季のWTAファイナル覇者のスピードが落ちる第2サーブを徹底的に狙い打ち、このセットで第2サーブでのポイント獲得率を13%に抑え込んで圧倒した。

 昨夏の全米オープンで四大大会初制覇。凱旋(がいせん)試合となった東レ・パンパシフィック・オープン決勝で敗れたKa・プリスコバと準決勝でぶつかる。因縁の相手にリベンジする機会が訪れ「まだまだここで満足はしていない。前だけを見るようにしたい」と全豪のシングルスで日本勢初の決勝進出を狙う。 (共同)

 

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