東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

愛嬌、豪快、大坂全開 テニス全豪OP あす決勝

準決勝でビデオ判定のモニターを見つめる大坂なおみ=AP・共同、いずれもメルボルンで

写真

 【メルボルン=共同】テニスの全豪オープンは二十六日午後七時半(日本時間同日午後五時半)から女子シングルス決勝が行われ、四大大会二連勝を目指す大坂なおみ(21)=日清食品=がペトラ・クビトバ(チェコ)と対戦する。二十五日は練習会場で、時折笑顔を交えながら調整。四〇度以上の厳しい暑さの中、左利きの男子選手にサーブを打たせ、サウスポーのクビトバ対策を入念に行った。

 大坂は豪快なプレーが持ち味だが、飾らない振る舞いやユーモアあふれるスピーチとのギャップも魅力だ。愛される人柄は実力と相まって、メルボルンでもファンからの人気が絶大。大会の主役になっている。

 二十四日午後に準決勝を戦ったセンターコートは大坂の応援で一色だった。ピンチになると鼓舞する大きな拍手と「ゴー、ナオミ」の声援が飛んだ。試合後にインタビューで酷暑のため屋根が閉まっていたことを問われると「暑いのが好きなのに残念。屋根が開いていると私が輝く日だと思えるから」と愛嬌(あいきょう)たっぷりに話し、会場を沸かせた。

 準々決勝だった二十三日は祖父鉄夫さんの誕生日。試合後にテレビに向かい「おじいちゃん、お誕生日おめでとう」とメッセージを送り、その後の会見で粘り強くなった理由を問われると「私の精神年齢も三歳から四歳になった。私にもハッピーバースデー」と笑わせた。

 激しいラリーを見せる試合中もちゃめっ気をのぞかせる。サーブを打とうとした際に近くに虫が飛んでくるとボールパーソンに頼んでつかんでもらい「捕まえるのは得意じゃない。間違ってつぶしちゃうといけないから。子どもは得意かなと思って」とはにかむ。十九日の三回戦ではラリー中に転倒し、主審に「大丈夫?」と心配されると「ノー!」と冗談で返し、会場が大爆笑に包まれた。

 試合前日であっても練習後にはファンが求めるサインや写真撮影に気軽に応じる。日本のエースは、自然体を貫き大一番に臨む。

決勝進出を決め、記者会見する大坂なおみ=共同

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報