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【スポーツ】

小林陵、伸びず5位 ジャンプW杯札幌大会

 ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子札幌大会は26日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)で個人第15戦が行われ、個人総合首位の小林陵侑(りょうゆう=土屋ホーム)は131メートル、123・5メートルの合計250・5点で5位だった。

 シュテファン・クラフト(オーストリア)が270・1点で2連勝し、通算14勝目を挙げた。伊東大貴は18位、小林潤志郎は19位、佐藤幸椰(ゆきや=いずれも雪印メグミルク)は20位、竹内択(北野建設)は22位、佐藤慧一(けいいち=雪印メグミルク)は26位だった。

 葛西紀明(土屋ホーム)は32位、中村直幹(なおき=東海大)は36位、伊藤謙司郎は38位、原田侑武(ゆうむ=ともに雪印メグミルク)は43位、作山憲斗(北野建設)は44位、内藤智文(古河市協会)は45位で30位までによる2回目に進めなかった。

◆エース弱風に泣く

 2回目の終盤、欧州勢が立て続けに見せたビッグジャンプ。それを後押しした強い向かい風は小林陵がスタートゲートに座った瞬間、急速に弱まった。自然に振り回されるのが競技特性とはいえ、5位。日本の新エースは「これもジャンプ。仕方がない」と苦笑するしかなかった。

 出場選手の最後、50番目に登場した1回目はK点(123メートル)を8メートル上回り、トップと7・3点差の2位。飛距離に換算して約4メートルと十分に逆転可能な位置に付けた。だが、2回目はライバルたちがヒルサイズ越えのジャンプをマークするのとは対照的に、失速。「テンションが上がる」というファンの大声援に応えられず、肩を落とした。

 年末年始にあった伝統のジャンプ週間を史上3人目の4戦全勝で制し、臨んだ凱旋(がいせん)試合。花を添えることはかなわなかったが「集中できている」と、あくまで前向きだ。

 各国の実力者が着実に調子を上げる中、これで3戦連続で表彰台を逃した。それでも、常々「ジャンプは波がある競技。良いときもあれば、悪いときもある」と話すだけあって、泰然としたもの。「あしたも自分のベストのジャンプができればいい」。勝つことで手にした自信は、簡単には揺るがない。 (中川耕平)

 

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