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【スポーツ】

大坂、アジア勢初の世界1位 キープへ対応力が鍵

テニスの全豪オープン女子シングルス優勝から一夜明け、記念撮影に応じる大坂なおみ=メルボルンで(共同)

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 【メルボルン=共同】女子テニスツアーを統括するWTAは二十八日付世界ランキングを発表し、シングルスで全豪オープンを初制覇し、昨年の全米オープンに続く四大大会二連勝を達成した大坂なおみ(21)=写真、日清食品=が前回の自己最高四位からアジア勢初の一位となった。一年間の成績をコンピューターで換算する現行制度が一九七五年に始まった女子では通算二十六人目の一位。

 アジア勢の過去最高は女子で四大大会二勝の李娜(中国)が二〇一四年二月にマークした二位だった。

 日本テニス協会によると、シングルスの世界ランクで日本勢の過去最高は三三年に男子の佐藤次郎が記録した三位で、当時は識者が順位を付ける方式だった。ダブルスでは現行制度の〇〇年に女子の杉山愛が一位となった。

     ◇

 テニスの全豪オープンで優勝した大坂なおみは、昨季終了後「世界(ランキング)1位を取りたい。ぜひチャレンジしたい」と2019年シーズンの野望を口にした。オフにフィジカル面を強化したことが実を結び、アジア勢が未到の領域に今季2戦目を終えて一気に到達。「大坂時代」を到来させるためには、本人も必要性を認める安定感が重要になる。

 1年間の成績をコンピューターで集計してはじき出す現行のランキング制度で、シュテフィ・グラフ(ドイツ)やマルチナ・ナブラチロワ、セリーナ・ウィリアムズ(ともに米国)といった名手は計300週を超える期間で世界1位となり、時代の主役になった。一方で大坂と同じく四大大会で初優勝から2連勝したジェニファー・カプリアティ(米国)のように計17週の短期にとどまった選手もいる。

 大坂は「世界1位は私のゴールではない。勝ち続けることが目標」と言う。二つの四大大会を含むツアー大会3勝はいずれもハードコートで、拠点とする米国で主流の舞台。長期政権を築くため、技術面で課題を残す赤土や芝コートでの対応力を高め、1年を通して好成績を残すことが鍵になりそうだ。 (共同)

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