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【スポーツ】

日本、5度目V王手 サッカー・アジア杯 「最強」相手に冷静保つ

◇サッカー・アジア杯 日本3−0イラン

 【アルアイン(アラブ首長国連邦)=共同】アジア・カップ第19日は28日、当地で準決勝1試合が行われ、日本はイランに3−0で快勝し、優勝した2011年以来2大会ぶりの決勝に進出した。

 史上最多を更新する5度目の優勝を目指し、カタール−アラブ首長国連邦(UAE)の勝者と2月1日に対戦する。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング50位の日本はアジア最上位29位のイランに対して、故障から先発復帰した大迫(ブレーメン)が後半11分に先制ゴールを奪い、22分にもPKで加点。終了間際に原口(ハノーバー)の得点で突き放した。

 集中力を欠いたイランに対し、日本は冷静さを失わなかった。「常にゴールに向かう」。南野の姿勢が今大会無失点だったイラン守備陣に穴を開け、難攻不落の強敵を攻略する先制点を引き出した。

 0−0で迎えた後半11分、大迫からのパスを受けた南野がペナルティーエリア付近で倒される。「ファウルじゃない」とイラン守備陣が主審に猛アピールし、足を止めたわずかな隙を見逃さなかった。すぐに立ち上がり、転がるボールを拾い、クロスを上げる。待っていた大迫が頭でたたき込んだ。

 プレーが続いているのに目の前の選手に集中しきれないイランを尻目に、南野はボールを追い掛けた。「プレーをやめるな」と森保監督が言い続けてきたことを体現。同じ中盤の原口は「いいシーン。ちょっとしたところで勝負は決まる」とたたえた。

 右臀部(でんぶ)に痛みを抱える大迫が先発に復帰。前線でボールを収める間に中盤が押し上げ、ゴール近くで2人、3人が連動してテンポ良い攻撃を見せた。守備陣も冨安がFWアズムンへのロングボールをことごとくはね返し、ほとんど好機を与えなかった。

 2−0から逆転された昨夏のワールドカップ(W杯)ロシア大会のベルギー戦の苦い経験も生かした。そつのない試合運びで前掛かりになる相手をいなしながら、したたかに加点してとどめを刺した。

 アジア最強の相手にベストゲームで勝利を手にした日本。森保監督は「厳しい試合だったが、選手が勇気を持ってプレーしてくれた」。最高の形で2大会ぶりの決勝を迎える。 (アルアイン・唐沢裕亮)

 

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