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【スポーツ】

冨安・吉田 鉄壁コンビ 快勝日本、イラン封じ アジア杯

 【アブダビ=唐沢裕亮】アジア・カップ第20日は29日、アラブ首長国連邦(UAE)の当地で準決勝の残り1試合が行われ、カタールが4−0で開催国のUAEに勝ち、決勝進出を決めた。2月1日の決勝で日本と対戦する。

 カタールは初の決勝進出。かつて日本代表を率いたザッケローニ氏が指揮を執るUAEは2度目の進出を逃した。

 日本は第19日の28日にアルアインで行われたイランとの準決勝を3−0と快勝し、優勝した2011年大会以来2大会ぶりに決勝へ駒を進めた。決勝では史上最多を更新する5度目の制覇を狙う。

     ◇

 前半に見せた堅守が、強豪イラン撃破の布石だった。相手の得点パターンに細心の注意を払い、大会4得点のエースFWアズムンに仕事をさせなかった冨安と吉田。10歳差のセンターバックコンビの安定感が際立った。

 「相手はロングボールの処理のところを狙っている。バウンドさせないことや、処理を慌てず、でも早くすることを意識した」。イランの強力攻撃陣を零封した20歳の冨安が手応えを口にすると、30歳の吉田は「冨安がいつもはね返してくれて楽にできた」とたたえた。

 前半11分、長い縦パスに裏へ抜け出そうとしたアズムンに対し、冨安はぴたりと付いて先に足を出して危機を防いだ。同28分にはアズムンを狙ったクロスを早いタイミングで入れてきたが、吉田が先んじてクリアするなど集中した守備が光った。

 イランは準々決勝の中国戦で、相手DFライン付近にロングボールに放り込み、最前線のアズムンがものにすることで得点を重ねた。2人はイラン戦を前にアズムンを目がけた長いボールへの対策を講じてきた。案の定、イランはロングボールを多用してきたが、「想定内」のプレーに崩されることはなかった。

 「前半の入りで、これはいけるなと思った」と長友。序盤から守備が安定していたからこそ、攻撃のギアも上がり、後半の3得点につながった。森保監督が常に口にする「まずはしっかりした守備から」というスタイルが徹底されていたことが、日本の快勝を生んだ。 (アルアイン・唐沢裕亮)

 

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