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【スポーツ】

日本、メキシコに逆転負け 強化試合第1戦

1回、中前に先制打を放つ吉田正

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◇第1戦 日本2−4メキシコ

 2020年東京五輪で金メダルを目指す稲葉監督が率いる野球の日本代表は9日、京セラドーム大阪でメキシコ代表と強化試合の第1戦を行い、2−4で逆転負けした。

 日本は2−1の七回、4番手の松永(ロッテ)が2者連続で適時二塁打を浴びて2−3と逆転された。打線は一回に吉田正(オリックス)の中前打で1点を先制し、四回には甲斐(ソフトバンク)の右前適時打で1点を加点したが、その後は追加点を奪えなかった。

 第2戦は10日に京セラドーム大阪で行われ、先発は日本が原(ヤクルト)、メキシコはバレダと発表された。

 今秋のプレミア12、来夏の東京五輪を見据え、稲葉監督が「選手を試す最後のチャンス」と位置付けた2連戦。逆転負けのチームにおいて、初選出の吉田正が輝いた。先制打を含む2安打1打点に「自分のスイングを心掛けた」。慣れ親しんだ京セラドーム大阪で上々の代表デビューを飾り、表情には充実感が漂った。

 一回2死一、三塁。代表初打席で回ってきた先制機で、L・メンドーサの甘い速球を中前へ運んだ。「ちょっとふわふわした」と緊張はあったが、身上の積極性は忘れなかった。四回には追加点の起点となる四球を選び、八回は再び中前打。4打席全てで異なる投手と対戦し、適応能力の高さを証明してみせた。

 青学大時代には大学日本代表で4番を務めるなど素材は一級品。ただ、プロ入り後の2年間は腰痛に苦しんだ。アテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治さんの指導で肉体改造に励み、3年目の昨季、全試合出場で26本塁打と花を咲かせた。

 この日3安打の上林(ソフトバンク)のほか、外野手で左打ちの代表候補は柳田(同)、秋山(西武)、筒香(DeNA)と一線級がそろう。代表生き残りを懸け「今年が大きな1年。大切に過ごしたい」と話す吉田正が争いに加われば、指揮官の狙う「戦力の底上げ」も実現する。 (中川耕平)

 

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