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【スポーツ】

イチ・菊池 いざ凱旋試合

MLB開幕戦の来日記者会見に出席し、笑顔を見せるマリナーズのイチロー(左)と菊池=東京ドームホテルで

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 日本で迎えるマリナーズとアスレチックスによる開幕2連戦(20、21日・東京ドーム)を前に、マリナーズのイチロー外野手(45)が16日、東京都内で記者会見し、試合に向けて「今の自分が持てる技術を見せたい」と意気込んだ。出場は確実視されており、日本でプレーすれば2012年以来となる。

 2戦目に先発してメジャー初登板を迎える予定の菊池雄星投手(27)も出席。「デビュー戦を日本で迎えることになるとは想像もしていなかった」と話した。両選手は会見後東京ドームへ移り、全体練習で調整した。17、18日は巨人−マリナーズ、日本ハム−アスレチックスのプレシーズンゲームが東京ドームで行われる。

◆45歳イチロー、復活の瞬間 日本で刻む

 7年前と同じユニホームを着て、同じ東京ドームでメジャー19年目の開幕を迎える。その心境をイチローは「大きなギフト(贈り物)。一瞬一瞬を刻み込みたい」と表現した。久しぶりの日本での記者会見。ユーモアを交えた独特の「イチロー節」で何度も会場を沸かせた。

 昨年5月にフロント入りし、今季はマイナー契約でキャンプに参加。それでも「体は十分に動いた」という。証明するかのように、この日の全体練習で、フリー打撃では28スイングで11本の柵越え。右翼の守備でも何度も代名詞の背面キャッチを披露した。

 ただ、オープン戦では打率1割にも達せず、極度の不振に苦しんでいる。「当たり前のように結果を出して、当たり前のようにここにいる状態にしたかったが、そうはならなかった。日本人であることで既に勝ち組なんだなと思っています」。仕上がりが万全でなくとも、開幕2連戦で出場機会が与えられる自身の立場を自虐的に語った。

 隣に座った菊池を「真面目だね」とちゃかす一幕も。海外メディアからの「いつ引退するのか」との質問には「それは僕にも分からない」と突っぱねた。とはいえ、45歳が厳しいメジャーの世界で生き残るためには、結果を残し続けなければならないのも事実。「早く時差ぼけを直して、チームメートも観光気分をなくして、みんなで頑張っていきたい」。言葉とは裏腹、その視線は鋭かった。 (中川耕平)

 

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