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【スポーツ】

イチロー、開幕スタメンへ 「レーザービーム」健在

3回無死二塁、田中俊の右飛を捕り三塁へ送球するイチロー=東京ドームで

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◇プレシーズンゲーム マリナーズ6−5巨人

 マリナーズは18日、東京ドームでプロ野球巨人とプレシーズンゲームを行い、イチローは「9番・右翼」で先発出場し、3打数無安打、1三振で七回の守備から退いた。一ゴロ、見逃し三振、中飛で、オープン戦から24打席連続無安打となり、開幕前の対外試合を終えた。チームは6−5で勝った。マリナーズは20、21日に同球場でアスレチックスと開幕2連戦に臨む。イチローは開幕戦に先発で起用される方針で、大リーグ公式戦の出場は昨年5月2日以来、日本では2012年以来となる。第2戦では西武から移籍した菊池が、先発投手でメジャーデビューする予定。

 プレシーズンゲームではアスレチックスが6−6で日本ハムと引き分けた。

     ◇

 マリナーズのイチローのバットから最後まで快音は生まれなかった。24打席連続無安打。それでも試合後、サービス監督は「もちろん1戦目は先発で使う」と開幕戦の起用を明言。「わずか数日間で良い方向に持っていける選手がいるとしたら、それがイチロー」。日米通算4367安打を誇る45歳への変わらぬ信頼を口にした。

 開幕前、最後の調整の場となった一戦。17日に続き、「9番・右翼」で先発した。だが、巨人の若手投手陣にタイミングが合わない。第1打席は直球に詰まり、一ゴロ。四回1死二、三塁の絶好機では、戸根の外へと逃げる変化球に手が出ず、見逃し三振に倒れた。七回は浅い中飛に終わり「1本打ちたかった」。直後の守りから退いた。

 ただ、守備ではファンを魅了した。三回無死二塁。田中俊の右飛をほぼ定位置でさばくと、三塁へノーバウンド送球し、二塁走者をくぎ付けに。「一連の動作は完璧。100パーセントではなかったけど」とイチロー。代名詞の「レーザービーム」を見せ、衰えぬ強肩ぶりを示した。

 16日の会見では、厳しいメジャーの世界で生き残るため「その日、その日を懸命に生きてきた」と語った。開幕後も自らの存在価値を証明する戦いは続く。 (中川耕平)

 

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