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【スポーツ】

大瀬良満点、初の大役 白熱エース対決制した コイ好発進

巨人に快勝し、お立ち台でポーズをとる勝利投手の大瀬良(左)と先制本塁打の安部=マツダで

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◇広島5−0巨人

 広島は三回に安部のソロで先制し、八回には会沢の2点二塁打などで4点を奪い突き放した。大瀬良が8回無失点で白星を挙げた。巨人は丸が4三振を喫するなど好機での拙攻が目立ち、菅野の力投を援護できなかった。

◆8回無失点、11奪三振

 八回1死一、二塁。無失点で切り抜けてきた広島の先発大瀬良が最大のピンチを迎えた。打席には昨季までのチームメート、丸。リードはわずかに1点。それでも、エースは動じない。「とにかく目の前の打者を抑えよう」。ここからの7球が圧巻だった。

 変化球を3球続けて1ボール2ストライクと追い込んだ。決め球は外角低めの直球。反応することさえ許さない抜群の球威と絶妙のコースで見逃し三振に仕留めた。続く岡本は3球三振。捕手の会沢が派手なガッツポーズを見せたのに対し、右腕は表情一つ変えることはなかった。

 昨季は15勝を挙げ、この日投げ合った巨人・菅野と最多勝のタイトルを分け合った。6年目にして射止めた初の開幕投手。「緊張はしなかったが、球場の雰囲気は違った」という。場内を赤く染めたファンの期待に応えるように、巨人打線をねじ伏せた。

 「真っすぐの軌道から曲がってくれた」と自賛したカットボールを軸に8回無失点、11奪三振。丸を4打席連続三振に封じ込め「抑えることが恩返しの一つ」と笑った。

 昨年まで2年連続沢村賞の菅野との投げ合いを制し、リーグ4連覇を目指すチームは好発進を決めた。「(大瀬良)大地の投球が全て」と緒方監督。八回の危機をしのいだ直後に4得点と相変わらずの試合巧者ぶりも見せつけた。広島は今年も強い。そう感じさせるには十分な開幕戦だった。 (中川耕平)

 

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