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【スポーツ】

東京五輪 開催国枠を付与 バスケ男子、44年ぶり出場

 【アビジャン(コートジボワール)=共同】国際バスケットボール連盟(FIBA)は30日、当地で理事会を開き、2020年東京五輪で日本に男女とも開催国枠を与えることを決めた。男子は1976年モントリオール五輪以来44年ぶり7度目、女子は2大会連続5度目の出場となった。

 新種目の3人制は、国際オリンピック委員会(IOC)の承認を得る条件付きで、男女ともに開催国枠が付与された。

 国際バスケットボール連盟(FIBA)が2020年東京五輪の開催国枠を男女とも付与すると決めた。その過程で最大の懸案は男子にあった。

 FIBAは14年、男子リーグの分裂状態や代表の長期低迷などを問題視し、日本に国際試合停止処分を科した。この異例の措置から、課題を一つ一つ克服してきた。

 長い道のりの起点は05年だった。プロ化にかじを切らない日本協会に反発する形で完全プロのbjリーグが誕生し、協会傘下の実業団リーグと男子の国内リーグが併存した。FIBAはこの状態を問題視して統合を求めたが協会は解決することができず、ガバナンス(組織統治)が欠けているとして処分に踏み切った。

 「外圧」を受けた協会は人材を外部から招き、体制を刷新して改革に着手。Bリーグ誕生への道筋をつけ、15年8月に処分は解除された。ただ、FIBAは開催国枠付与については慎重な姿勢を崩さず、世界で戦える力を示すよう求めてきた。

 協会の大河正明副会長は「ポイントは男子強化。15年の時は先が見えていなかった」と話す。だが米ゴンザガ大のエース八村塁や米プロNBAでデビューした渡辺雄太ら、若き才能が日本代表に加わり状況は一変。海外組に刺激を受けたBリーグ勢とともに今夏のワールドカップ(W杯)出場権獲得につなげ、最後のノルマを果たしたことで五輪出場が決まった。

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