東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

<センバツ高校野球>習志野・飯塚が好救援 あす準決勝「習志野×明豊」「東邦×明石商」

市和歌山戦で2番手で登板し好投した習志野・飯塚=甲子園で

写真

◇習志野4−3市和歌山

 東邦(愛知)明豊(大分)、公立校の明石商(兵庫)習志野(千葉)がベスト4に勝ち上がった。準決勝に公立校が2校進むのは、2009年以来10年ぶり。明石商は前回大会準優勝の智弁和歌山に4−3でサヨナラ勝ちし、春夏通じて初の4強。

 東邦は筑陽学園(福岡)に7−2で快勝し、優勝した1989年以来のベスト4。

 明豊は龍谷大平安(京都)に延長十一回、1−0でサヨナラ勝ちし、春夏を通じて初の準決勝進出。

 習志野は市和歌山に4−3で逆転勝ちし、初の4強。

 4月1日は休養日で、2日の準決勝は、習志野−明豊、東邦−明石商の組み合わせで行われる。

   ◇

 テレビのインタビューが終わると、習志野の飯塚は促されてお立ち台に腰掛けた。左膝の内側には「ボールの痕がくっきり残っている」という。八回に痛烈な打球を受け、治療のため足を引きずってベンチへ下がった。すぐに戻ったマウンドで力強い投球を見せ、九回は最後の打者を空振り三振で鮮やかに締めくくった。

 予定では3人の投手が3回ずつ、飯塚は最後に登板するはずだった。ところが一回に先発岩沢が3失点し、二回に前倒し。「(劣勢で救援する)ストレスを考えると、頭からいっても良かった」(小林監督)ほど信頼が厚い。この日を含めて3試合とも救援で登板し、失点はゼロ。ただ飯塚は「自信と言うより、打たれたらどうしようと思っている。ポジティブには考えない」。心配だからマウンドでよく考えるという。

 2死から連打を浴びた五回。「両方失投。アウトを急ぎすぎて3球勝負になっていた」と冷静になると、次の打者にはスライダーを打たせ、遊ゴロに。九回は2死を奪ってから8番片上を直球で追い込み、3球ファウルが続いたが、「タイミングが合ってきたら変化球は最後の方がいい」と頭をフル回転させ、内角低めのスライダーで仕留めた。

 六回には「公式戦では初めて」という自らの適時打で同点とするなど、1点ずつ返しながらの逆転劇。飯塚は「ピンチをしのいだらチャンスが来る。今日みたいな試合をすれば勝てると思っている」と話した。 (海老名徳馬)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報