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【スポーツ】

畑岡、五輪女王に逆転V 日本女子歴代4位 米ツアー3勝目

米女子ゴルフでツアー3勝目を挙げ、優勝トロフィーを掲げる畑岡奈紗=アビアラGCで(共同)

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 【カールズバッド(米カリフォルニア州)=共同】米女子の起亜クラシックは3月31日、当地のアビアラGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、20歳の畑岡奈紗が6バーディー、1ボギーの67で1打差2位から逆転し、通算18アンダー、270で優勝した。今季初勝利で、日本女子では野村敏京に並ぶ歴代4位の米ツアー3勝目。賞金27万ドル(約3000万円)を獲得した。

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 女子の1日付世界ランキングが発表され、起亜クラシックを制し、米ツアー3勝目を挙げた畑岡奈紗が前週の7位から自己最高の4位に浮上した。 (共同)

 畑岡が最終組で争った相手はメジャー7勝の朴仁妃(パク・インビ)。実績抜群のリオデジャネイロ五輪覇者を前に「迷惑をかけちゃいけないと、本当に緊張した」と言うが、堂々のプレーで逆転してみせた。

 1番で1メートル強につけてバーディー発進して並んだ。3番でも正確なショットで伸ばし単独トップに。勢いに押されるように、韓国の女王は得意のパットが決まらない。畑岡は9番で3メートルのパーパットをねじ込み、パー5の10番では2メートル弱に2オン。白い歯を見せ、キャディーと手を合わせた。

 池に入れた16番で49ホールぶりのボギーをたたくと「(後続と)何打差か知らなかったので、すごく焦った」と明かす。しかし続く17番で、また好ショットを繰り出して挽回した。スコアボードを「吐きそう」になりながら確認すると、3打のリード。ようやく重圧から解放され、18番はパーで収めた。

 今季は過去に世界ランキング1位のロレーナ・オチョア(メキシコ)らと組んだベテランキャディー、グレグ・ジョンストン氏と契約。パー5の8番で2オンを狙おうとした畑岡を止めるなど、勢い任せではないマネジメントも大きな力となった。成長し、好結果で自信を深める畑岡はメジャーや来年の五輪の頂点をにらむ。「もっと経験を積んでインビ(朴仁妃)のようになりたい」と瞳を輝かせた。 (共同)

 <はたおか・なさ>母親の影響を受けて11歳でゴルフを始め、2015年から世界ジュニア選手権2連覇。17歳だった16年秋に日本女子オープン選手権で史上最年少優勝を果たしプロ転向。17年から米ツアーを主戦場とする。17年は日本女子オープンで2連覇。18年6月に米ツアー初優勝、11月に2勝目を挙げた。名前は米航空宇宙局(NASA)に由来。158センチ。茨城・ルネサンス高出。20歳。茨城県出身。 (共同)

 

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