東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

山下氏、JOC会長就任へ

山下泰裕氏

写真

 6月の任期満了で退任を表明した日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和(つねかず)会長(71)の後任に、柔道五輪金メダリストでJOC選手強化本部長を務める山下泰裕氏(61)の就任が確実な情勢となったことが5日、複数の関係者への取材で分かった。歴代最長の約18年に及ぶ竹田体制からの転換となり、2020年東京五輪に向けて弱体化した組織の立て直しが早急な課題となる。

 実務面で山下氏を支える専務理事などの重要ポストに、外部人材を登用して強化を図る案も関係者の間で浮上している。JOCは東京五輪招致疑惑でフランス司法当局の捜査対象となっている竹田氏が退任するため後任人事に着手し、近く第1回の役員候補者選考委員会を開く予定。6月の評議員会で新役員を選出し、7月の理事会で互選により新会長を決める。

 関係者によると、他に候補に挙がったJOC常務理事で日本サッカー協会の田嶋幸三会長(61)や、JOC副会長の橋本聖子参院議員(54)はともにJOC以外でも要職を務めており就任に否定的。一部の名誉委員に異論もあるが、続投が有力視される理事らの間で国民栄誉賞を受賞した山下氏の就任に目立った反対意見はなく、誠実でクリーンな人間性が評価され、事実上一本化した。

 熊本県出身の山下氏は、1984年ロサンゼルス五輪男子無差別級で金メダルを獲得するなど選手時代に華々しい実績を残した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報