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【スポーツ】

井上「タイムより勝負」 五輪見据え 15日ボストン・マラソン

ボストン・マラソンへ向けて調整する井上大仁=長崎市内で

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 男子マラソンで昨夏のジャカルタ・アジア大会覇者、井上大仁(ひろと=MHPS)が15日、ボストン・マラソンに挑む。ペースメーカーがつかず、後半には上り坂があり、9月の東京五輪代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」や五輪本番を想定したレース。「東京も最後に坂がある。ボストンで走ることができれば、どのレースでも後半に強くなれる。優勝を目指して頑張りたい」と言葉に力がみなぎる。

 日本男子マラソンは大迫傑(ナイキ)、設楽悠太(ホンダ)、服部勇馬(トヨタ自動車)、井上の「4強」と呼ばれるが、その中で井上の評価はすこぶる高い。服部が「井上さんは練習量がすごい。まだ僕にはついていけない」と言えば、川内優輝(あいおいニッセイ同和損害保険)は「個人的には今の日本で一番強いと思っている」と続ける。

 アジア大会で日本男子として32年ぶりに金メダルを獲得した。その後も順調で、昨年11月には1万メートルで27分56秒27の自己記録をマーク。今年3月の金栗杯玉名ハーフマラソン(熊本)でも優勝を飾った。「記録や走りで結果を出せている。力がついたなと思う。ずっと継続して走れているので、自信がついてきた」と表情は明るい。

 ボストンは強豪アフリカ勢がそろい、井上の自己ベスト2時間6分54秒は12番目。テーマに「我慢」を掲げている。「今回はタイムではなく勝負のレース。(気持ちを)抑える我慢。(先頭集団に)食らいつく我慢。最後の(坂の)我慢。世界レベルでもまれて、勝ちきれればいい」。腕時計を着けず、記録は気にしない。東京を見据え、あくまで勝負にこだわる。 (森合正範)

 

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