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【スポーツ】

なでしこ、独とドロー 2−2 国際親善試合

 【パーダーボルン(ドイツ)=共同】女子の国際親善試合は9日、ドイツのパーダーボルンで行われ、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング7位の日本代表「なでしこジャパン」は同2位のドイツと2−2で引き分けた。6月7日に開幕するワールドカップ(W杯)フランス大会メンバー発表前最後の試合を白星で飾れなかった。

 日本は前半に長谷川(日テレ)が先制。1−1の後半、横山(長野)の得点で再びリードしたが、直後に追いつかれた。ドイツとの対戦成績は1勝2分け11敗となった。

 W杯メンバー発表は5月の見込み。日本は6月10日の1次リーグ初戦でアルゼンチンと対戦する。

◆課題の守備、改善の跡

 日本は相手のミスで得た2度のリードを生かせなかった。ドイツの力ずくの攻撃でゴールを割られ、引き分け。ただ、強力なサイド攻撃でずたずたにされたフランス戦から短期間で改善の跡が見られ、主将のDF熊谷は「修正はポジティブにとらえていい」と言った。

 全員参加の選手ミーティングで課題をあぶり出して臨んだ一戦だった。4日に戦ったフランスと同様にドイツも大柄な選手をそろえるが、前半は左右への素早いスライドが機能して無失点。攻撃も急ぐばかりでなく遅攻を使い、相手の勢いをそぐことに成功した。

 だが後半、ドイツがなりふり構わず前線に4、5人を送り込むと、弱点があらわになる。2次、3次攻撃を許して押し込まれ、8分は右から、27分は左からと、いずれもサイドを崩されての高いクロスから2失点した。

 2011年、15年のW杯では、お家芸のパスワークよりもむしろ、守勢に回った際の驚異的な粘り強さが優勝、準優勝の大きな要因だった。緻密な守備ラインの上げ下げや鋭い予測でのこぼれ球の回収など、まだまだ磨ける要素は多い。「チームがW杯期間中も成長していけば(優勝の)可能性がないわけじゃない」と高倉監督。真価は2カ月後の本番で問われる。 (共同)

 

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