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【スポーツ】

ベイ浜口、プロ初完封 制球重視136球 1安打快投

プロ初完封で今季初勝利を挙げたDeNA・浜口=甲子園で

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◇DeNA2−0阪神

 DeNAは3年目の浜口がプロ初完封。緩急を駆使して一回の単打1本に封じ、9三振を奪った。五回に神里が1号のソロ本塁打で先制し、七回にはロペスも一発。阪神は浜口から7四球を選んだが、あと一本が出ず、6回1失点の青柳を援護できなかった。

    ◇

 チームを背負う決意がDeNA・浜口の投球を変えた。九回2死。福留の飛球が二塁手のグラブに収まるのを見届け、頬を緩めて控えめに左拳を握った。暴れ馬とも評されたこれまでのスタイルとは異なり、制球重視の136球。プロ3年目で初めての完投を1安打完封で彩り「中継ぎを休ませられた。それが一番うれしい」と笑顔だった。

 目立ったのは投球以外の技術だった。三回までに出した2走者はともにけん制アウトに。上本を誘い出した六回は、リプレー検証でセーフ判定は覆らなかったが、吐く息が白くなるグラウンドで待っている間も集中を保った。この後、一回に唯一の安打を許していた糸原を低めのスライダーで投ゴロ併殺打に抑えた。

 新人で10勝を挙げたものの2年目は開幕から9試合も勝てず、終盤は救援に配置転換された。その間に年下の東がエースに成長。自らのふがいなさに奮い立ち「エースになる」と公言し始めた。

 オフは先輩投手から下半身の使い方を学び直した。週に2度、ピラティス教室に通って姿勢を矯正。柔軟性を求めてウエートトレーニングを休止。球速が出ないとの批判を受けても全ては好結果を出すためだった。「四球が多かった。まだ修正すべきところがある」。試合後の言葉も頼もしかった。

 

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