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【スポーツ】

日本2位、連覇ならず フィギュア・世界国別対抗戦

フリーの演技を終え、手を合わせる紀平梨花

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 世界国別対抗戦最終日は13日、福岡市のマリンメッセ福岡で行われ、日本は女子フリーで坂本花織(シスメックス)が現行ルールで自己最高の146・70点で3位に入った。紀平梨花(関大KFSC)は冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で回転不足となって転倒し、138・37点で5位だった。

 順位点合計で2連覇を狙った日本は104点で2位となり、米国が117点で2大会ぶり4度目の優勝を果たした。女子フリーでエリザベータ・トゥクタミシェワが1位だったロシアが102点で3位。

 ペアのフリーで三浦璃来(大阪ク)市橋翔哉(関大)組は92・98点で6位だった。

 6カ国が参加し、男女各2人、ペア1組のショートプログラム(SP)とフリー、アイスダンス1組のリズムダンス(RD)とフリーの順位ごとに与えられる得点の合計で争われた。

◆紀平失速「ごめんね」

 飛躍のシーズンを締めくくることはできなかった。得点源のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)などでミスが出た紀平は演技後、「ごめんね」と日本チームに向かって両手を合わせた。「みんなの期待はこんな演技じゃなかった」とほろ苦さが残った。

 2日前のSPを全力で演技し世界最高得点を更新した反動から、この日は「足に力が入らなかった」。冒頭の3回転半はいつもに比べて回転のスピードが遅く、着氷に失敗。2本目の3回転半は「決める自信がなかった」と回避。悪い流れは断ち切れず、ルッツ−トーループの2連続3回転ジャンプでも転倒した。

 「フリーに向けて、万全の状態にしないといけなかった」。今回は体力面の不安が演技に出たが、スケート靴の調整など試合への準備に課題が多いのは、本人も認めるところ。「自信を持って試合に臨めるようにしないと(北京)五輪で勝つのは難しい」

 グランプリ・ファイナルと四大陸選手権を制するなど快進撃を続けたシニア1年目を「想像していた以上にいい成績が残せた」と振り返る。来季は構成に4回転ジャンプを入れる予定。今はもう「やりたいことがたくさんある」というシーズンオフが待ち遠しい。 (平井良信)

銀メダルを手に笑顔を見せる日本代表の(前列左から)小松原美里、坂本花織、紀平梨花、三浦璃来、(後列左から)ティム・コレト、市橋翔哉、田中刑事、宇野昌磨=マリンメッセ福岡で

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