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【スポーツ】

張本、世界157位に不覚 平野敗れ、メダル逃す

男子シングルス4回戦韓国選手にポイントを奪われた張本智和=ブダペストで(内山田正夫撮影)

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 【ブダペスト=共同】世界選手権個人戦第5日は25日、当地で行われ、男子シングルス4回戦で第4シードの張本智和(木下グループ)は世界ランキング157位の安宰賢(アン・ジェヒョン=韓国)に2−4で敗れた。

 第8シードの丹羽孝希(スヴェンソン)はトミスラブ・プツァル(クロアチア)に4−2で勝って準々決勝に進出し、2大会連続の8強入り。

 女子シングルス準々決勝で平野美宇(日本生命)は五輪女王で大会3連覇を狙う第1シードの丁寧(中国)に1−4で屈し、銅メダルだった2年前の前回大会に続く表彰台はならなかった。加藤美優(日本ペイントホールディングス)は劉詩〓(中国)と対戦。

◆4回戦敗退張本「何も考えられず」

 崖っぷちに立たされた第6ゲームの9−10。最後は張本が打ったフォアハンドのレシーブがアウトになった。まさかの敗戦。力なく引き揚げ「何も考えられなかった。信じられない気持ちだった」と涙した。世界ランキング4位が早くも姿を消した。

 ジュニアで対戦経験のある世界ランク157位を相手にレシーブが不調だった。得意のバックハンドレシーブ「チキータ」の精度は練習時から甘く、パワーのある相手の攻撃にミスも重なる。「特に対策されたわけでなく、思いきって攻められなかった。いつも負ける時はそういう感じ」。第4ゲーム終了時で1−3。第5ゲームを奪い返したが、歯車は狂ったままだった。

 怖いもの知らずのホープとして戦った2年前と違い、挑戦を受けて立つ立場のトップ選手となり、3回戦では天敵だったポルトガル選手にストレート勝ち。メダル獲得への一つのヤマ場を越えたことで「少し守りに入ってしまった部分があった」という。

 右手薬指のけんしょう炎を抱えながら急ピッチで調整し、大会にこぎつけた。東京五輪の前年に開かれた大舞台で、活躍を期する決意は強かった。「自信をつけたかったけど残念」。前回大会は史上最年少で8強入り。それを下回る結末にうつむき加減だった。 (ブダペスト・磯部旭弘)

 ※〓は雨かんむりに文

 

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