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【スポーツ】

村田、ブラントと再戦 7月大阪、雪辱かけ

再戦を発表した村田諒太(左)とロブ・ブラント=東京都内のホテルで

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 前世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王者で同級3位の村田諒太(33)=帝拳=が7月12日に大阪市のエディオンアリーナ大阪で同級王者ロブ・ブラント(米国)と再戦すると25日、所属ジムが発表した。

 2012年ロンドン五輪金メダリストの村田は、昨年10月に米ネバダ州ラスベガスでの2度目の防衛戦でブラントに判定負け。約9カ月ぶりのリングは雪辱戦となる。

 村田は16戦14勝(11KO)2敗、28歳のブラントは2度目の防衛戦となり、26戦25勝(17KO)1敗。

◆「負けはプロの価値ない」

 退路を断つ覚悟がにじむ。東京都内で記者会見した村田は「最後の試合になるか、もっと村田を見たいと言ってもらえるか。ジャッジメントされる試合になる」。会見後にも「変な試合とか、負けるようならプロとして価値がない」と言い切った。

 昨年10月の対戦は完敗。「恥ずかしい内容」と言うように、ブラントのスピードと手数に圧倒された。村田の動きも悪く、持ち味の力強い右ストレートを打ち込めない。対戦相手に負け、自分自身にも負けたような試合だった。

 再戦は難しい。勝敗が入れ替わることはまれだ。村田と並んで会見したブラントは終始笑みを浮かべていた。きっと半年前の勝利の感触が残っているのだろう。今年2月にはKOで初防衛に成功。さらに自信をつけている。

 村田はこの半年、前回の敗戦を克服しようともがいてきた。「負けた試合には目を背けがち。でも、情けない試合を振り返ることによって、成長できることがある」

 映像を何度も見直し、敗因を探った。「反省したことが練習でできている」。ネガティブな残像を取り除き、勝利のイメージまでたどり着けるか。

 厳しい闘いだからこそ、やりがいもある。「プロになって初めて『ふざけんな、この野郎』という気持ちがある」。闘争心むきだしにそう語った。 (森合正範)

 

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