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【スポーツ】

48年ぶり日本人ペア決勝確定 卓球・世界選手権個人戦

 【ブダペスト=共同】世界選手権個人戦第5日は25日、ブダペストで行われ、女子ダブルスで伊藤美誠(スターツ)早田ひな(日本生命)組が2大会連続、佐藤瞳、橋本帆乃香組(ミキハウス)が初の4強入りを果たして表彰台を決めた。3位決定戦がなく、銅メダル以上が確定した。両ペアは27日(日本時間28日)の準決勝で対戦するため、日本人同士のペアでは1971年大会以来、48年ぶりの決勝進出も決まった。日本ペアの1大会複数メダルも48年ぶり。全種目を通じた今大会の日本勢のメダルは2、3個目となった。

 2年前の前回大会で3位の伊藤、早田組は北朝鮮ペアに4−1で、佐藤、橋本組は台湾ペアに4−0で勝った。2020年東京五輪の新種目となる混合ダブルスの準決勝で吉村真晴(名古屋ダイハツ)石川佳純(全農)組はドイツのペアに4−1で勝ち、「銀」の15年、「金」の17年と合わせて3大会連続の決勝進出を果たした。

 女子シングルス準々決勝で平野美宇(日本生命)と加藤美優(日本ペイントホールディングス)は、それぞれ中国選手に敗退した。

◆伊藤・早田組 世界一へ慢心なし

女子ダブルス準々決勝を突破した伊藤(右)、早田組

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 前回大会に続きメダルを確定させても、大げさなリアクションを取ることはない。女子ダブルスの準々決勝で北朝鮮ペアに4−1と快勝した伊藤と早田。「まだまだ先がある。ここで喜んでいるようでは世界一は目指せない」と早田が言うように慢心はなかった。

 単複、混合の3種目に出場した伊藤は前日に他の2種目で敗戦。それでも、「負けを引きずらずにできた」。過去の国際大会で対戦がある相手だったが、通常の海外ツアーと同じく入念に対策を確認。第1ゲームから3ゲーム連取に成功し、勢いを付けた。

 ワールドツアー上位選手で争う昨年のグランドファイナルを制覇するなど、ダブルスの実績は申し分ない。「お互いに技術が増えた」と伊藤。コンビネーションに手応えを深めている。

 決勝進出をかけた一戦はカット型の佐藤、橋本ペアとの日本人対戦が実現する。「大舞台の準決勝で戦えるのは珍しいし、すごいこと。楽しみたい」と伊藤は気持ちを高ぶらせた。 (ブダペスト・磯部旭弘)

◆佐藤・橋本組 再戦巻き返し期す

台湾選手からポイントを奪いガッツポーズする佐藤(左)、橋本組=いずれもブダペストで(内山田正夫撮影)

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 勝利の瞬間、女子ダブルスの佐藤、橋本組はがっしりと抱擁した。

 佐藤、橋本組は最近では珍しいカット主戦型同士で組むペアだ。同じミキハウス所属で、普段の練習から常に一緒。前回出場経験のある1歳上の佐藤が、初出場の橋本を引っ張ってきた。橋本は「夢、目標のメダルを取ることができて本当にうれしい」と感激もひとしおだ。

 両ペアは全日本選手権の準決勝でも当たり、伊藤、早田組がそのまま頂点に立った。再戦に向け佐藤は「カット(が優位)の展開に持っていけるようにしたい」と巻き返しを期す。 (共同)

 

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