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【スポーツ】

新技ヨネクラ、認定後初披露 米倉、跳馬で全体トップ

種目別トライアウトの跳馬で「ヨネクラ(伸身カサマツ2回半ひねり)」を決める米倉英信の連続合成写真(左から右)=高崎アリーナで

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 全日本種目別選手権などの出場を争う男子の種目別トライアウトは27日、群馬県の高崎アリーナで行われ、跳馬は昨年の全日本種目別王者の米倉英信(福岡大)が新技「ヨネクラ」を決めるなど2度の跳躍の平均で全体トップの15・033点をマークした。26日の個人総合の全日本選手権予選に出場しなかった選手が演技した。

 2020年東京五輪予選となる種目別ワールドカップ(W杯)シリーズで上位に付ける2人は精彩を欠き、あん馬の亀山耕平(徳洲会)は全体9位の14・266点、鉄棒の宮地秀享(茗渓ク)は落下して全体105位の11・600点。全日本選手権予選で演技した選手の成績を合わせて全体順位が決定し、各種目の上位選手が6月の全日本種目別などに進出する。米倉や亀山、宮地はW杯代表などのシード選手で既に出場が決まっている。

 種目別跳馬で東京五輪を目指す米倉が、自らの名がついたばかりの「ヨネクラ(伸身カサマツ2回半ひねり)」を披露した。跳馬で最高難度となるDスコア(演技価値点)6・0の難技を乱れなく跳んで着地後の動きも抑え、「過去最高くらいの出来だった」と振り返った。

 種目別で競う2月のワールドカップ(W杯)メルボルン大会決勝で、主要国際大会で初めて成功させた大技。国際体操連盟(FIG)に新技と認定されてから初めて臨んだ大会だった。W杯での得点は14・525だったのに対し、今回はそれを大きく上回る15・266。「もう少しひねりきりたいけれど許容範囲。自信を持っていい」と語った。

 米倉のように種目別に絞って五輪を狙う場合、2018〜20年の種目別W杯で各国の強豪をしのぐ好成績をそろえねばならない。そのW杯の出場権を得るには、この試合や6月の全日本種目別選手権で、世界レベルの高得点を出す必要がある。

 この枠で五輪出場権を獲得できるのは、各種目でただ1人だけ。「五輪はW杯で優勝を重ねないと出られない。簡単に成し遂げられる目標ではない」。高いハードルを越えるべく、さらに跳躍を磨くつもりだ。 (佐藤航)

 

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