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【スポーツ】

東京五輪へ試行続く 混合ダブルス、参加国が注力

混合ダブルス決勝中国選手(奥)に敗れ、準優勝の吉村真(手前左)、石川組=ブダペストで(内山田正夫撮影)

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 今回の世界選手権個人戦は、混合ダブルスが東京五輪で採用が決まってから最初の大会となり、参加した国・地域はいずれも力を入れていた。日本は吉村真晴(名古屋ダイハツ)石川佳純(全農)組が3大会連続の表彰台となる銀メダルを獲得したが、東京五輪のペアは代表選考レースが進んだ後に決まる。

 「自分たちの力を証明する良いチャンスだった。他国がフルメンバーできている中での2位なので、今まで以上に自信がついた」と石川は振り返る。東京五輪に向けて「まずは出場権というのが2人の目標ではある」と石川。吉村真は「また石川さんと東京五輪の舞台で戦えるように全力でやるだけ」と話した。

 特に本気度が注目されたのは中国だ。優勝したペアはシングルスで世界ランキング2位の許〓(1)、女子の同5位の劉詩〓(2)。さらには世界ランク1位同士の樊振東、丁寧組が実現。この2ペアが準決勝で戦うまで勝ち上がってきた。

 ほかにも同6位の李尚洙、同20位の田志希組(韓国)、同14位の黄鎮廷、同12位の杜凱琴組(香港)、同21位の林〓(3)儒、同8位の鄭怡静組(台湾)といった強力なペアが送り出された。

 東京五輪の日本代表は、来年1月の世界ランクで男女とも上位2人をシングルスに選出し、団体戦要員の3人目はダブルスの相性などを考慮して強化本部が推薦する。混合ダブルスは開催国枠として1組の出場が確保されており、この男女計6人の中から最適な2人を選ぶ方針だ。

 日本は当初、今回の世界選手権の2ペアのうち、1ペアは東京五輪を見据えたテストとして、世界ランクが現在最も高い張本智和(木下グループ)と石川を組ませる予定だった。3月のワールドツアーでデビューしたが、4月に入り張本の右手薬指のけんしょう炎が判明。直前で吉村真に変更された。

 代表入りを狙う選手は世界ランクに関わるポイント獲得に向けてワールドツアーを中心に戦う。その上で混合ダブルスのペアは利き手の組み合わせなどを見るため、しばらく試行が続く見込み。今後の中国オープンでは張本、石川組、香港オープンでは張本、早田ひな(日本生命)組がエントリーしている。 (ブダペスト・磯部旭弘)

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※〓(1)は日へんに斤

※〓(2)は雨かんむりに文

※〓(3)は日へんに包みがまえのなかに二

 

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