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【スポーツ】

「攻撃的に」磐田勝つ 積極性欠いた「逃げ」の浦和

浦和−磐田 試合終了間際、決勝ゴールを決める磐田・ロドリゲス(奥)=埼玉スタジアムで

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◇明治安田J1第10節 磐田1−0浦和

(3日・川崎市等々力陸上競技場ほか=4試合)

 川崎が小林の2ゴールなどで仙台を3−1で下し、4連勝で勝ち点を19に伸ばした。横浜Mは1−0で広島を破り、同18。仲川が令和でのJ1初ゴールを決めた。広島は3連敗。鹿島は3−0で清水に快勝し、磐田は浦和に1−0で競り勝った。

 G大阪−FC東京など残り5試合は4日に行われる。

   ◇

 「浦和はバックパスが多いので狙っていこう」

 浦和が磐田に奪われた決勝点は、試合前の磐田・名波監督の指示どおりの形だった。後半ロスタイム、ハーフライン手前の左サイドからMF青木がGK西川にバックパス。それを磐田FWロドリゲスにさらわれ、そのまま決められた。

 内容は良くないものの3連勝中。気の緩みだったのか、この日の浦和は「アグレッシブさ」に欠けた。前線への球出しが遅く、いたずらに横パスとバックパスを繰り返した。サイドの選手も1対1での仕掛けが少なく、「逃げ」のプレーばかり。「賢い」パス回しと「逃げ」は別物だ。

 磐田が「攻守ともに攻撃的に」(名波監督)の姿勢で戦い抜いたのとは対照的。磐田の前線の選手たちがもう少しペナルティーエリアで冷静だったら、早いうちに失点していても不思議はなかった。

 前半から磐田がサイドで厳しくプレスをかけ、バックパスさせてそれを狙っていたことにも、浦和の選手たちは無頓着だった。決勝点の前にも危ないバックパスがあったが、危ないという意識は最後まで見られなかった。

 攻撃のコンビネーションの問題もあるが、何よりもアグレッシブな姿勢を取り戻すことが必要だ。

 (大住良之=サッカージャーナリスト)

 

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