東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

構え変えたパター奏功 宮本2位 中日クラウンズ

第3日、8番でバーディーを決める宮本勝昌=名古屋GC和合で

写真

 ◇中日クラウンズ第3日(4日・愛知県名古屋GC和合=6557ヤード、パー70、中日新聞社=東京新聞=など主催)

 8位から出たピーター・カーミス(ギリシャ)が6バーディー、1ボギーで65をマークし、通算9アンダーの201で単独首位に立った。1打差の2位に宮本勝昌がつけた。

 トップと2打差の3位に貞方章男ら、さらに1打差の5位に重永亜斗夢らが続く。昨年の賞金王、今平周吾は71で8位に後退。首位で出た出水田大二郎は73とスコアを落とし、アマチュアの金谷拓実(東北福祉大)らとともに12位に順位を下げた。

 宮本がピンチの連続を切り抜けた。多くの選手が苦しんだ13、14番。「ボギー、ボギーでもおかしくない」場面でのパーセーブが大きかった。ショートホールの13番で5メートルのパットを沈め、パー4の14番は木に当てた直後の3打目を70ヤード先のピンにピタリと寄せた。

 苦戦は続く。15番でボギーをたたいて気持ちが沈みかけた。だが、キャディーに「まだまだこれからよ」とハッパを掛けられると、16番、18番でバーディー。宮本は「最後にご褒美が来た」と笑みを浮かべた。

 3日間を終えて首位と1打差の単独2位。好調の要因にパッティングを挙げる。国内開幕戦の東建ホームメイト・カップから、パターの構えで上腕にグリップを添えて固定する「アームロック」を取り入れた。厳密には「僕は(左腕に)グリップをつけられないのでアームロック風」と笑うが、前半の4番に約7メートルのロングパットでバーディーを奪うなど効果は表れている。

 今季に懸ける思いは強い。昨季は出場した21試合中、13試合で予選落ちし、2000年から18年守ったシードを手放した。オフには筋力を維持しながら、可動域を広げるトレーニング。師事する59歳の芹沢信雄が昨夏の手術で人工股関節を入れながらも練習する姿に、46歳のベテランも「自分も遅れるわけにはいかない」と体力強化に取り組んできた。

 22度目の今大会。「回れば回るほど難しい」という難コースで初制覇も視野に入る。「ピンチをしのいで最後まで行けたら」。危機を耐え抜いた先に、2年ぶりの歓喜が待っている。 (永井響太)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報