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【スポーツ】

W杯代表に阪口、熊谷ら23人 なでしこ「3世代」融合

サッカー女子W杯の日本代表メンバーを発表し、記者会見する高倉麻子監督=東京都文京区で

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 日本サッカー協会は10日、フランスで6月7日(日本時間8日)に開幕する女子ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表「なでしこジャパン」23人を発表し、4大会連続出場の阪口や宇津木、3大会連続出場の熊谷、初出場の長谷川らが選ばれた。18歳の遠藤ら17人が初のW杯代表。

 2011年大会優勝、15年大会準優勝の日本は2大会ぶりの頂点を狙う。チームは22日に千葉県内で合宿を開始。6月2日にフランスでスペイン代表と親善試合を行う。24チームが6組に分かれて争うW杯1次リーグはD組に入り、10日(日本時間11日)にアルゼンチン、14日にスコットランド、19日(同20日)にイングランドと対戦する。

◆平均24歳 V奪還へ「全員で」

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 会見に臨んだ高倉監督は「(皆さんが)気になっていると思うので、しゃべるより先に」と、さっそく23選手の名前をスクリーンに映し出し、読み上げた。その構成は、女子で史上初めて国際サッカー連盟(FIFA)主催の三つのW杯全てで世界一に立った「3世代」の融合だった。

 チーム最年長となる31歳の鮫島ら8年前の優勝経験者5人と、14年のU−17(17歳以下)、昨年のU−20の各年代別W杯を制したメンバー8人の合わせて13人が名を連ねた。開幕時の平均年齢は前回大会の27・7歳に対し、今大会は24・0歳。指揮官は「新しい時代に強い光を持ってこられるよう、全員で戦いたい」と強い決意を示した。

 最年少は18歳の遠藤。初のフル代表招集は昨年11月だが、昨夏のU−20W杯で優勝を味わった一人。

 高倉監督は「若い選手たちは、世界一をとったことで(強豪に対しても)全く物おじしていない」とみる。勢いづけばラッキーガールが出現するかもしれない。同時にベテランには、不測の事態に豊富な経験を生かしたプレーを期待する。

 一方で、近年の日本は各国に警戒され、強化試合で苦戦が続く。昨年はW杯に出場するオランダに2−6の大敗。今年も米国、ドイツなどW杯優勝候補との強化試合で、クロスへの競り合いという課題がくっきりと浮かんだ。

 「選手は壁にぶつかり、うまくいかない時もある。それでも自分で考え、努力し、しっかり修正してきた選手が残ってきた」と高倉監督。「難しい挑戦だが、目指さないことには手に入れることはできない」。2大会ぶりの頂点へ、信頼する23人とともに登る。 (上條憲也)

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