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【スポーツ】

主将の意地 糸原G倒

◇阪神4−2巨人

 阪神が逆転勝ちで、昨季からの巨人戦の連敗を9で止めた。1−2の七回、代打北條の適時打で追い付き、糸原の2点適時打で勝ち越した。青柳が6回2失点で3勝目。巨人は先制しながら追加点を奪えず、今季初の3連敗を喫した。

      ◇

 外野席の左半分を黄色に染めた阪神ファンのボルテージがどんどん高まっていく。七回2死満塁。糸原の勝ち越し打が二遊間を抜けた瞬間、歓声は最高潮に達した。巨人戦は今季初勝利。伝統の一戦でようやく一矢を報い、矢野監督は「自分の中では意味ある、後からかみしめられるような一勝になる」と手応えをにじませた。

 1点ビハインドの七回。2死一、二塁から代打北條の左前適時打で同点に追いつくと、続く近本が四球を選び、全ての塁が埋まって糸原へ。この回途中から登板した戸根の内角高めの直球をたたいた。

 「みんながつないでくれたチャンス。何としてもランナーをかえそうという強い気持ちで打った」。ここまで14試合の登板で自責点のなかった相手左腕を打ち砕く2点適時打。主将は一塁上で何度もガッツポーズを決めた。

 今季は開幕から巨人に6戦全敗。内容も悪かった。零封負けが2度、2桁失点も2度。糸原が力を込める。「今日は絶対に勝ちたいと思っていた」。プロである以上、やられたらやり返す。勝ち越し打には意地も込められていた。

 首位巨人に2ゲーム差と迫り「単なる一勝ではない」と矢野監督。打線は少ない好機を生かし、盤石の救援陣がリードを守る。最後にリーグ優勝を果たした2005年に似たチームの形ができつつある。 (中川耕平)

 

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