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【スポーツ】

貴景勝、異例の再休場 再出場からわずか一番

貴景勝

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 大相撲の大関貴景勝(22)=本名佐藤貴信、兵庫県出身、千賀ノ浦部屋=が夏場所9日目の20日、「右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷、右膝骨挫傷。約3週間の治療期間を要する見込み」との診断書を提出し、再び休場した。

 大関が1場所で2度休場するのは、不戦勝制度が確立された1928年3月場所以降、56年秋場所の若ノ花(後の横綱初代若乃花)以来2人目で極めて異例。横綱では、2003年初場所に貴乃花が再出場した後に場所中に引退し、2度の不戦敗を記録している。

 貴景勝は4日目に御嶽海との相撲で右膝を痛め、5日目から休場。8日目に再出場したが、碧山に敗れ、3勝3敗(不戦敗含む)2休としていた。師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は今場所の「再々出場」を否定。次の名古屋場所は昇進2場所目でかど番となる。9日目に対戦が組まれていた栃ノ心は不戦勝。

 千賀ノ浦親方は20日朝に取材に応じ、「昨日の夜遅くに『休場しよう』と伝えた。本人は『はい、分かりました』と。ファンのみなさんに申し訳ない」と説明。右膝の症状は変わらないが、大事を取っての休場という。

 看板力士の大関でありながら、再出場からわずか一番相撲を取っただけで、けがが悪化したわけでもないのに再び休場というドタバタを演じた形。土俵で稽古させた上でけがの回復具合を確認することもなく再出場を認めた師匠も含め、判断の甘さを指摘する声が上がりそうだ。

 今場所の十両以上の休場は白鵬らを含めて6人。

 

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