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【スポーツ】

巨人・上原が現役引退 雑草魂で日米「トリプル100」

上原浩治投手

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 日米で通算134勝を挙げるなど活躍し、今季現役最年長のプロ野球巨人の上原浩治投手(44)が今季途中で現役を引退することが20日、分かった。昨季、10年ぶりに日本球界に復帰したが、今季はここまで1軍での登板がなかった。球団に既に意思を伝えており、同日中に記者会見を開く予定。

 米大リーグ、カブスからフリーエージェント(FA)となり、昨年三月に巨人に復帰。昨季は36試合に登板して0勝5敗、防御率3・63で七月二十日に記録したホールドで日米通算100勝、100セーブ、100ホールドを達成した。昨秋に左膝の手術を受け、一度は自由契約となったが、リハビリを経て巨人と再契約していた。

 上原は一九九九年にドラフト1位で巨人に入団し、一年目に20勝を挙げるなど主なタイトルを独占。十年間で通算112勝62敗33セーブ、防御率3・01をマークし、FA権を行使して二〇〇九年に大リーグに移籍した。

 メジャーでは主に救援として活躍し、一三年にはレッドソックスで21セーブ、防御率1・09の好成績を挙げ、ア・リーグ優勝決定シリーズで最優秀選手(MVP)に輝き、ワールドシリーズ制覇にも貢献した。大リーグでの通算成績は22勝26敗95セーブ、防御率2・66。

◆「長い間、応援ありがとう」

 上原は高校進学後に硬式での野球を始め、浪人を経て大学に進むなど野球エリートではなく、「雑草魂」を貫いた。二十日午前にツイッターを更新し、「今日で引退となります。長い間、応援ありがとうございました。まだ心の中、頭の中がごちゃごちゃしてますので、とりあえずはご報告まで」と心境をつづった。

<上原 浩治(うえはら・こうじ)> 大阪・東海大仰星高から大体大を経て99年にドラフト1位で巨人に入団。1年目に新人では19年ぶりの20勝を挙げ、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振など主なタイトルを独占し、02年にも最多勝を獲得した。米大リーグでは、主に救援として活躍した。187センチ、87キロ。右投げ右打ち。44歳。大阪府出身。

 

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