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【スポーツ】

五十嵐が日本勢初V サーフィン・CT第3戦

五十嵐カノア=ゲッティ・共同

写真

 プロサーフィンの世界最高峰、チャンピオンシップツアー(CT)第3戦のコロナ・バリ・プロテクテッドは25日、インドネシアのバリ島で行われ、男子は21歳の五十嵐カノア(木下グループ)が日本人としてCT初優勝の快挙を遂げた。

 CTは11戦が行われ、年間ランキングから10選手が来年の東京五輪の出場権を獲得する。五十嵐は年間10位から2位に浮上し、五輪出場を大きく引き寄せた。

 五十嵐は決勝で波の上を横滑りするフローターなど多彩な技をダイナミックに決めて15・10点をマークし、ジェレミー・フローレス(フランス)を退けた。 (共同)

◆プロ最高峰で快挙

 東京五輪への決意を表すように髪を金色に染めた五十嵐は、日本勢初のCT制覇を決めた瞬間に両手で目を覆って海に飛び込んだ。唯一無二のサーフィン最高峰の舞台で頂点に立ち「言葉にできない。クレージーだよ。この日を一生忘れない」と感極まった。

 CTは、けがなどを除きシード選手が一人残らず全試合を転戦する。昨年に自己最高の年間10位に入り、さらに急成長を続ける五十嵐は力強さときめ細かな技術を掛け合わせたライディングを披露。準決勝で過去11度の年間優勝を誇るレジェンドのケリー・スレーター(米国)を破り、決勝に勢いを持ち込んだ。

 2本目に乗った波で9・10点をたたき出す。2メートルを超える大波の頂点でフローターを仕掛け、鋭いU字ターンに上半身を倒すレイバックを入れて豪快さを上乗せ。高々と水しぶきを上げながら難技を連発し「調子のピークに達した実感があった」と胸を張った。

 CT開幕前の日本滞在時に「五輪が近づいているエネルギーを感じ、モチベーションになる」と話していた。両肩に日の丸をあしらったウエアで競技し「日本から大勢のファンが後押ししてくれた」と感謝を口にした。 (共同)

 

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