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【スポーツ】

なでしこ決勝Tへ前進 同組イングランドは突破

日本−スコットランド前半、先制ゴールを決める岩渕(左)=レンヌで(共同)

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◇日本2−1スコットランド

 【レンヌ(フランス)=共同】サッカーの女子ワールドカップ(W杯)フランス大会第8日は14日、レンヌなどで行われ、1次リーグD組の日本代表「なでしこジャパン」はスコットランドを2−1で下し、今大会初勝利を挙げた。日本は1勝1分けの勝ち点4で、同組2位に浮上した。

 日本は前半に岩渕(INAC神戸)が先制点を決め、菅沢(浦和)がPKで加点。スコットランドに終了間際に1点を返されたが、逃げ切った。

 同じD組のイングランドはアルゼンチンを1−0で下して2連勝。2位以内が確定し、16強による決勝トーナメント進出が決まった。日本は19日(日本時間20日)の1次リーグ最終戦でイングランドと対戦する。

 C組のイタリアはジャマイカに5−0で大勝し、2連勝で1次リーグ突破が決まった。

◆勝利に執着2得点

 反発力が試された一戦で、大きな勝ち点3を手にした。選手ミーティングで「勝利に執着する」との志を再確認して臨んだ日本は、得点の気配が薄かったアルゼンチン戦から一転、2得点で逃げ切った。高倉監督は「少しは日本らしさが出せた。朝起きてからのミーティング、アップに入る表情、雰囲気は明らかに変わった」とうなずいた。

 互いの距離を意識し、ワンタッチパスを交えてテンポを変えながら主導権を握った。結実したのは前半23分。W杯初先発の遠藤が相手を引きつけて出した股抜きパスを岩渕が受け、ペナルティーエリア外から右足で鮮やかに打ち込む。さらに素早い攻守の切り替えから菅沢がPKを獲得。自ら決めてリードを広げた。

 主将の熊谷は引き分けに終わった初戦を「少しふわっと入った」と振り返る。選手ミーティングでは「後ろ(守備ライン)から見ていて、ゴールを脅かす怖さなんて全然なかった」と率直に伝え「全員でやれることをやり尽くそう。こんなところで終われない」と呼びかけたという。若手も中堅もベテランも思いを共有し、好結果を得た。

 目標の頂点はまだまだ見えないが、1次リーグ敗退危機の崖っぷちからは力強く一歩前進した。1位突破を懸け、次戦は強豪イングランドに挑む。 

  (共同)

 

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