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【スポーツ】

タカ盤石8度目V 2年ぶり白星 和田、11年前「再現」

5回1失点で2年ぶりの白星を挙げたソフトバンク・和田=東京ドームで

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◇ソフトバンク5−1巨人

 プロ野球の日本生命セ・パ交流戦は23日、ソフトバンクが巨人との首位攻防の直接対決に5−1で勝ち、2年ぶり8度目の優勝(最高勝率を含む)を決めた。パ・リーグの球団が制するのも2年ぶり。ソフトバンクには賞金3000万円が贈られる。

 交流戦は24日に全日程が終了し、セ、パ両リーグ同士の対戦は28日から再開する。

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 ソフトバンクは一回に福田の先頭打者本塁打、松田宣の適時打、甲斐のスクイズなどで4点を先制し、七回に福田の7号ソロで加点した。和田は5回3安打1失点と好投し2年ぶりの勝利。巨人は菅野が1回0/3で4失点と崩れた。

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 思い切り腕を振れる。その喜びを体現するように、マウンドでソフトバンクの和田が躍動した。左肩痛からの復帰後、3度目の登板で手にした2017年9月以来の白星はチームを交流戦の優勝に導く価値ある1勝。「去年は全く投げられなくて恥ずかしかった。チームが勝ったことが大きい」。そう言って、かつてのエースはほほ笑んだ。

 武器のチェンジアップがさえた。鋭く沈む変化球で一回は坂本勇、三回は好調の丸から空振り三振を奪った。前回登板から中10日。プレートの立ち位置を三塁側から一塁側へと変えたことで角度がつき「チェンジアップがより有効に使えた」という。08年の交流戦でも最終戦で優勝を争っていた巨人相手に先発。八回途中2失点の好投でチームの交流戦初優勝に貢献した。同じ状況となった今回は5回を岡本のソロによる1失点。現役では最多となる交流戦の通算25勝目を挙げた38歳に対し、工藤監督は「スピードもコントロールも良かった」とたたえた。

 セ首位の巨人をねじ伏せ、つかみ取った8度目の栄冠。主砲の柳田は長期離脱中。交流戦の間にも今宮、抑えの森が登録抹消されたが誰かが補った。この日は外野手登録の福田を13年目にして初めて二塁で先発起用すると、初回先頭打者本塁打を含む2本のソロ。勝ち方を熟知する指揮官の采配にナインも応えた。

 「選手が毎日、集中して臨んでくれていることが全て」と工藤監督。開幕からいまひとつ波に乗れなかった昨季の日本一チームは本来の勝負強さを取り戻し、リーグ戦へと戻る。 (中川耕平)

交流戦優勝を決め、ファンに手を振るソフトバンクの(右から)松田宣、和田、内川、福田ら

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