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【スポーツ】

なでしこ8強逃す 終了間際PK献上 サッカー女子W杯

オランダに競り負け、天を仰ぐ熊谷(中)ら日本イレブン。ベスト16で敗退となった=25日、レンヌで(共同)

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◇日本1−2オランダ

 【レンヌ(フランス)=共同】サッカーの女子ワールドカップ(W杯)フランス大会で二大会ぶりの優勝を目指した日本代表「なでしこジャパン」は二十五日、フランスのレンヌで行われた決勝トーナメント一回戦でオランダに1−2で惜敗してベスト16で敗退した。二〇一一年大会で初優勝、前回一五年大会で準優勝した日本は三大会ぶりに準々決勝へ進めなかった。

 日本は1−1の後半に主導権を握って何度も決定機をつくったが、終了間際にPKを決められて競り負けた。

     ◇

 優勝、準優勝の過去2大会から一転、早過ぎる幕切れとなった。平均年齢約24歳、17人が初W杯の陣容で世界に挑んだ若き日本。チームの軸として期待を背負ってきた22歳の長谷川は「今までで一番日本らしさを出せた。しっかり結果につなげられるようにしないと」と大粒の涙をこぼした。

 1点を追う前半43分、狙い通りの連動性の高い攻撃で追い付く。左から杉田、菅沢とつなぎ、岩渕のスルーパスを受けた長谷川が右足で仕留めた。攻勢を強めた後半、27分に技巧派の籾木が投入されると勢いは加速。だが杉田のシュートはクロスバーに当たり、籾木の一撃はGKの好守に遭った。後半終了間際に熊谷のハンドで与えたPKを決められ、万事休した。

 長谷川や籾木、杉田らは高倉監督が育成年代から手塩にかけて育てた若手で、世代別のW杯経験もある。だが分厚い壁にぶち当たった。籾木は「世界の成長が早い中、自分たちは遅れてしまっている」と肩を落とした。

 大会を通じて負傷者が多く、やりくりに苦しんだこともあり、相手を手玉に取る場面は少なかった。監督は「自分の力不足」と認めつつ「決定的に全てが劣っていたとも思わない。前に進んでいきたい」と言う。ここからはい上がれるか。東京五輪は1年後に迫っている。 (共同)

前半、同点ゴールを決める長谷川(左)=レンヌで(共同)

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