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【スポーツ】

南米選手権組、FW陣に課題 トゥーロン組、準優勝で自信 五輪代表入りへ競争激化

南米選手権のエクアドル戦に向け調整する(左手前から)久保建、植田、三好、中島=6月23日、ベロオリゾンテで(共同)

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 東京五輪に向けた男子の代表メンバー入りを巡る競争が激化している。6月には、年齢制限のないフル代表に招集された五輪世代が南米選手権(ブラジル)に臨み、強豪に善戦。直前に開催されたトゥーロン国際大会(フランス)では、五輪世代22人で挑んだU−22(22歳以下)代表が準優勝とアピールが続く。 (唐沢裕亮)

 五輪監督を兼任するフル代表の森保監督は、南米選手権に23人中18人の五輪世代の中核を呼び、続く戦力を、コーチの横内監督代行が指揮するトゥーロン大会に派遣。結果、選手たちは明確な「格付け」と受け止めた。「序列がわかりやすい状況になった中で、準優勝までいけたのは自信になった」。五輪チームがベースとする3バックの中央として、トゥーロン大会の全5試合にフル出場した岡崎(FC東京)は振り返る。

 南米選手権の日本はフル代表の基本布陣である4バックで臨み、三好(横浜M)が右アタッカーとして才能を発揮。引き分けたウルグアイ戦で2得点を挙げた。全3試合にフル出場した左サイドバックの杉岡(湘南)は初戦のチリ戦はミスが目立ったが、続くウルグアイ戦はオーバーラップからのクロスで2点目の起点となった。

 課題を残した顔ぶれも。勝てば8強入りが決まる1次リーグ第3戦のエクアドル戦。上田(法大)と前田(松本)の両FWは決定機で不発。上田は好機を重ねるも、シュートがことごとく枠をそれた。

トゥーロン国際決勝のブラジル戦で前半、競り合う岡崎(左)=6月15日、サロンドプロバンスで(共同)

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 原則23歳以下で争う五輪男子は23人のワールドカップより少ない18人、うち3人まで年齢制限のないオーバーエージ枠で登録できる。森保監督は南米選手権で、27歳の守備的MF柴崎(ヘタフェ)や24歳の左アタッカーの中島(ポルト)らフル代表の中心選手を軸に据え、五輪に向けた試運転とした可能性もある。

 逆に五輪世代はMF松本泰(広島)ら5人に出場機会がなかった。右サイドバックも、初戦に先発した原(鳥栖)や、続く2戦を託された岩田(大分)はアピールを欠いた。一方、トゥーロン大会では右サイドと最終ラインをこなす長沼(愛媛)が果敢な突破とイングランド戦での決勝点で存在感を示した。

 この世代はフル代表にすでに定着した堂安(フローニンゲン)らも控える。PK戦の末に敗れたトゥーロン大会決勝のブラジル戦で1得点した小川航(磐田)は「まだ諦めたつもりはない。五輪の登録メンバーに食い込めるよう、成長して結果を残したい」と力が入る。

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