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【スポーツ】

小池、日本人3人目9秒台 陸上・男子100 日本歴代2位の9秒98

ダイヤモンドリーグ第10戦の男子100メートル決勝で、日本歴代2位に並ぶ9秒98をマークして4位に入った小池祐貴(中央)。右は10秒13で7位の桐生祥秀=ロンドンで(共同)

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◇ダイヤモンドリーグ

 【ロンドン=共同】ダイヤモンドリーグ第10戦第1日は20日、当地で行われ、男子100メートル決勝で小池祐貴(住友電工)は日本歴代2位の9秒98で4位になり、日本人3人目の9秒台をマークした。前日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)は10秒13で7位だった。

 小池は追い風0・5メートルの条件下、好スタートから先頭を争った。終盤も粘り、自己記録を0秒06縮めた。6月にサニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)がマークした日本記録には0秒01及ばなかったが、桐生が2017年に出した記録に並んだ。

 アカニ・シンビネ(南アフリカ)が9秒93で制した。予選は小池が10秒09、桐生は10秒16だった。

 小池、桐生は大会最終日の21日に日本のメンバーとして400メートルリレーに出場。小池は200メートルもエントリーしている。

◆後半磨き「ほぼ会心」

 100メートルで進境著しい小池が、強豪にも引けを取らない走りで9秒台に突入した。9秒台の記録を持つ選手が7人そろった決勝。最高峰シリーズでも「そこそこいい走りができるんじゃないか」と自信を示していた通りの鋭い動きで4位に食い込み、「10秒の壁」を突き破った。

 予選1組では号砲への反応時間がトップ。中盤まで先頭を争い、向かい風0・3メートルの中、10秒09で走った。決勝はさらに力強かった。好スタートから0・5メートルの追い風を受けて加速し、自己ベストを一気に0秒06更新。「ほぼ会心のレース」だった。

 出足を改善するため、これまでスタートで試行錯誤してきた。だが、五輪で金メダル9個を獲得した米国の名選手カール・ルイスの映像を見て「強い選手は最初を気にしていない。最後に勝てればいい」と吹っ切れたといい、持ち味の後半を磨くことに注力する。

 昨年のジャカルタ・アジア大会で優勝した200メートルを得意としながらも、世界ランキングも日本勢で2番手と100メートルでも着実に進歩している。24歳の成長株は「課題は1個ずつ改善していけばいい」が持論。「3位に入れば、世界選手権の決勝が見えてくると思って準備していた」。花形種目で世界選手権に出るだけでなく、ファイナリストを目指している。 (共同)

<こいけ・ゆうき> 北海道・立命館慶祥高で13年全国高校総体の100メートル、200メートルとも桐生祥秀に次ぐ2位。200メートルを得意とし14年世界ジュニア選手権4位。18年はジャカルタ・アジア大会で優勝。19年日本選手権で100メートルは3位。慶大出、住友電工。173センチ、74キロ。24歳。北海道出身。 (共同)

 

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