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【スポーツ】

世界水泳400リレー 男女ともに五輪枠

女子400メートルリレー予選を終え、笑顔でガッツポーズする(左から)白井、佐藤、青木智、大本=韓国・光州で(沢田将人撮影)

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 【光州(韓国)=共同】世界選手権第10日は21日、当地で競泳が始まり、400メートルリレー予選で女子の日本(大本、青木智、佐藤、白井)と男子の日本(中村、塩浦、松元、難波)が上位12カ国・地域に与えられる東京五輪出場枠を獲得した。

 女子は予選で3分36秒17の日本新記録をマーク。決勝は3分36秒79で7位だった。男子は3分14秒16の予選9位で敗退した。

 男子100メートル平泳ぎ準決勝で小関也朱篤(やすひろ=ミキハウス)が58秒89の全体4位で22日の決勝へ進んだ。アダム・ピーティ(英国)が56秒88の世界新記録を樹立した。

 女子200メートル個人メドレー準決勝で、大本里佳(イトマンSS)は5位、前回銀メダルの大橋悠依(イトマン東進)は6位となり、22日の決勝へ勝ち上がった。

 水球男子の日本は決勝トーナメント1回戦でスペインに7−15で敗れ、9〜12位決定予備戦に回った。

◆池江不在のレース 日本新で結果残す

 闘病中の池江璃花子(ルネサンス)はいない。だからこそ、全員でエースの穴を埋めたタイムの価値はより高い。日本は女子400メートルリレー予選で、日本記録を0秒35上回る3分36秒17をマーク。決勝は3分36秒79で7位に終わったが、大本は「レベルが全体的に上がってきている証拠」とうなずいた。

 2018年ジャカルタ・アジア大会で出した従来の日本記録は、女子100メートル自由形で日本記録の52秒79を持つ池江がけん引した。今回の4人の自己ベストは大本の54秒16を筆頭に全員が54秒台。リレーの代表選考で派遣記録を突破していたのは大本だけというメンバー構成だった。

 予選は、前半を大本、青木智が無難にまとめると、後半はともに初出場の佐藤、白井が引き継ぎタイムで53秒台に乗せる健闘を見せた。「期待される部分が少なくなってしまうのかなと思うが、一丸となって璃花子のために頑張ろう」と誓って臨んだ白井。4人は持てる力を結集し、事前の不安を吹き飛ばした。

 「自由形を引っ張ってほしい」と池江から思いを託されていたのは、15年から代表で池江とリレーを組んできた青木智。「寂しい気持ちがあるが、しっかり結果を残すことが私たちにできること。これが池江さんの励みになればいいなと思う」。日本新をたたき出した渾身(こんしん)のレースは、復帰を目指す仲間へエールを送る絆の泳ぎでもあった。 (光州・磯部旭弘)

 

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