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【スポーツ】

水球、東京五輪へ強化必須 世界水泳 男子11位、女子13位

水球男子の決勝トーナメント1回戦でスペインの攻撃からゴールを守る日本の選手たち=韓国・光州で(沢田将人撮影)

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 東京五輪の出場が決まった水球男女の日本代表。韓国・光州で開催された世界選手権では男子が11位、女子が13位に終わった。来夏に向けて強化のポイントはどこにあるだろうか。 (磯部旭弘)

 「強豪チームと競った評価はあると思うが、勝ち切れていない。ゲームコントロールや流れを一人一人が考えないといけない」。男子の最終戦だった25日の順位決定戦で15−5と快勝した南アフリカ戦後、主力の志水祐介(ブルボン)は課題を挙げた。

 1次リーグの初戦ドイツ戦では残り時間4秒で同点に追い付かれ、引き分けた。2戦目のイタリアは2016年リオデジャネイロ五輪銅メダル。相手のパスコースをふさぐ日本独自の守備が機能して互角の展開に持ち込んだが、強豪国のパワーに押し切られ、2点差で敗れた。

 「連続得点率が低く、連続失点率が高い」と過去のデータも引き合いにし、大本洋嗣ヘッドコーチ(HC)は総括する。日本はボールを奪ってからの速攻を武器とするが、その流れを止められてテンポが落ち着くと打開策に苦労した。守備に軸足を置くシステムは突破されると致命傷になるもろ刃の戦法。体格に勝る海外勢に巧みにかわされるだけでなく、連係の隙を突かれる場面も目立った。

 32年ぶりの出場だったリオ五輪は予選で5戦全敗。ワールドリーグなどを経て着実に成長しているが、強豪国に比べて経験値は、まだ劣る。そのため、五輪まで欧州で約200日間の長期合宿を展開する方針だ。イタリアのプロチームとの対戦なども予定する。大本HCは「駆け引きやラスト数秒の使い方が僕らが一番苦手なところ。海外でトレーニングしたい」と強調した。

 一方の女子は00年シドニー大会で正式種目になって以降、五輪出場は初めて。接戦で得点が奪えないのは男子と同じ。本宮万記弘(まきひろ)HCは「後半のカウンターアタックのスピードが落ちる。シュートも最後に腕が振れるかどうかなので、スタミナも考えないといけない」と口にする。

 

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